もともとシャイな人が多いと言われる日本人の中には、悩んでいる人が少なくありません。
僕自身極度の人見知りでした。
人見知りをそのままにしていると、自分の伝えたいことをうまく伝えらない、精神的に疲れるなど、よくないことが多いのが現実です。
そこで今回は、人見知りで悩んでいる方に向け、人見知りを克服する方法についてまとめて紹介します。
人見知りを克服する必要性
- 自分の伝えたいことを伝えられない
- 人から信頼してもらいにくい
- 精神的に疲れる
- ひきこもりになる
- 自信喪失になる
人見知りをしていては自信を持って話すことが出来ない為、人から信用・信頼してもらうことも難しいかもしれません。
さらに、極度の人見知りになると人のいる所へ出かけるのも躊躇してしまい引きこもりになってしまう人もいるでしょう。
そして、そのようなことがあると自身喪失にもつながりかねません。
コミュニケーションは生きていく中でとても大切なことなのです。
とは言っても、「人見知りは性格なのだから簡単に克服できない」とか、「今までたくさんのサイトで克服法を調べたけど克服できなかったから今回も無理だろう」などと思う人がほとんどだと思います。
しかし、そんなふうに悲観的にならなくても大丈夫です。なぜなら、本当に極度の人見知りであった僕が実際に人見知りを克服した方法を紹介するのですから。
ただし、人見知りを克服したいなら、心の底から「絶対に人見知りを克服する!」という強い意志が必要になります。そうでなければ100%克服はできません。
まずは人見知りを克服する訓練前の心構えについて
人見知りを受け入れる
はじめから意外に思われた方もいるかもしれませんが、実は人見知りを克服したいなら、無理に直そうと思わず、人見知りを受け入れることが重要です。
これは人見知り克服のためには重要な考え方だと思っています。
人見知りの人のほとんどに「自信がなく理想の自分を演じてしまう」という特徴があります。
例えば、人見知りの自覚があるからこそ頑張って社交的な自分を演じてしまう、初対面の人と無理に打ち解けようとして場が盛り上がらず気まずくなる、などです。
気を張って「人見知りでない(理想的な)自分」を出そうとすればするほど、余計に空回りしてしまうのです。
人見知りの人ほど、他人の目を気にしてしまいがちですが、実は、他人からみると例えその人が人見知りであるとわかっても「この人は人見知りなんだな」というだけでそれほど気にしません。
むしろ、人見知りの人が無理をして人見知りでない自分を演じようとすると、違和感の方が目立ってしまいます。
まずは人見知りである自分を受け入れてみましょう。
1人の時に声に出して「人見知りである自分を受け入れます」と言ってみるのも良いでしょう。
すっと気が楽になるはずです。
人見知りを受け入れる為に 客観的に考える
もしあなたより人見知りな人が、何かの集まりに頑張って顔を出していたらあなたはどう思うでしょうか。
イヤな気持ちになるというより、応援したくなるという方が多いのではないでしょうか。
人見知りをしない社交的な人はもともと人見知りするかどうか気にしません。
人見知りの傾向が少しでもある人は、似ている特徴の人が頑張っていると見守ってくれることの方が多いです。
無理に人見知りではない自分を演じなくてよいのです。
まずは自分は人見知りであると受け入れましょう。
遠回りのようですが、それが人見知りを克服する最短の第一歩となります。
人に慣れる
初めてのことは誰でも緊張してしまうものです。
ですが、慣れ親しんでいることなら自然体でできるのではないでしょうか。
人付き合いも、慣れが必要です。
人見知りの人は、人に慣れていないのです。
克服したいなら、積極的に人に慣れるように行動してみましょう。
かなりの努力が必要
人見知りは無理に直そうとしなくて良いと説明しましたが、コニュニケーションを取ろうとしない自分を正当化してしまっては、人見知りは克服できません。
「人見知りだから、人とは関わらない」ではなく
「人見知りだから、人と関わろう」と動くことが大切です。
人見知りかどうかというのは、直感的に相手にわかっています。
無理に自分を偽らず、人は苦手だけど頑張ってコミュニケーションを取ろうとしている人ほど、好感を得ます。
人見知りだからこそ、できるだけ人と関わるようにして、人に慣れていきましょう。
人見知り克服ステップ
僕自身が人見知りだったので良くわかるのですが、いきなり人見知りを克服するために人前に出る機会を増やせ、と言われても不可能です。
ピーマンが嫌いな人にいきなり生のピーマンを食べろと言うようなものです。
人見知りでない人にはわからないほど、人見知りの人は人前に出ることが嫌なものです。
人見知りの人は、これから紹介するステップの通りに訓練してみて下さい。
僕が考えて実践し、本当に極度の人見知りを克服した手順です。
僕と同じように人見知りで困っている人の役に立てばと思い公開します。
ステップ1、ステップ2は極度の人見知り対策ですので、通常の人見知りの人はステップ3からで良いと思います。
1. 自分に対して話しかける 極度の人見知り対策
これは、自分の声に慣れるということです。
人見知りの人は、自分の声(話し方)に自信がない、と思っている人が多いのではないでしょうか。
まずは、マイクを使って声を録音し、自分の声を聞き続けましょう。
日記のように、毎日マイクへ向かって話をするのもおすすめです。
自分の声を聞くのが恥ずかしくなくなったら次のステップへ進みましょう。
日記を継続することが苦手な人は「日記の三日坊主を防ぐ!10年経験談」の記事も参考にしてみて下さい。
もし、自分の話し方・滑舌に自信がないことだけが原因で人見知りなら、話し方教室へ通えば人見知り克服ステップは終了です。
2. まずは人と会わずに声だけで会話する 極度の人見知り対策
- 実況動画投稿
- スカイプ
いきなり人前に出ることはできないと思うので、まずは声だけ人前に出してみましょう。
どういうことかというと、Youtubeなどで顔を出さない実況動画を投稿したり、オンラインで知り合った友達・ゲーム仲間とスカイプで電話をしてみる、ということです。
慣れてきたらYoutubeなどの生放送で喋っても良いでしょう。
これだけでも相当苦労すると思います。
iPhoneだけで動画投稿や実況生放送をしたい人は「iPhone単体画面録画方法」記事をご覧下さい。
3. オンラインで顔を出して会話する
声だけの次にいきなり実際に面と向かって人と話をするのは難しいので、もう一段階ステップを踏んで下さい。
そのステップは、オンラインで顔を出して(顔を見られながら)話をする、ということです。
しかし、オンラインで知らない相手に顔を出して会話をすることは躊躇しますし、ネット上に残る動画として顔を出すなど絶対に嫌だと思います。
そこでおすすめなのが「オンライン英会話」です。
オンライン英会話なら、人見知りで会話がうまくできなかったとしても、相手には英語が苦手な人だと思われるだけで済みます。
自分がどう見られるかが気になりすぎてしまうタイプの人には特に効果的な方法といえるでしょう。
また、会話に意識を向けていれば、必要以上に人目も気にならなりません。
そしてさらに、人見知りを克服するだけでなく、英語も上達します。
ステップ1の状態から考えると恐ろしくハードルが高い行為だと思います。
しかし、これが出来ないようでは、人見知り克服は絶対にできません。勇気が必要だとは思いますが、本当に人見知りを克服したいと思っているなら頑張って下さい。
定期レッスン25分140円から、1回ごとレッスン購入300円から)英語上達は二の次なので、僕は料金が安いエイゴックスを選びます。
詳しいレッスン方法や無料体験は公式ページに書いてありますので確認しましょう。
もし、英会話がいやな人は、「オンラインプログラミング教室」でも良いでしょう。
僕も最近受講したので、プログラミングに興味がある場合は下の関連記事を参考にしてみてください。
プログラミングを習得しておけば、もし人付き合いに疲れてしまった場合でも家で働くことができます。
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4. 1対1で面と向かって会話する
次は実際に人と面と向かって1対1で会話をします。
学校の友達や会社の同僚、ネットで知り合った友達などと会話をして下さい。
もし、いきなり実践するのが難しいなら、ステップ1でも紹介した「話し方教室」に通うという方法もあります。
話し方教室であれば、人見知りを克服するために通っている人もいますので、先生も慣れています。
5. 複数の人相手に話す(さらにステップアップしたい人向け)
1対1の人見知りを克服できれば十分という人はこのステップはしなくても良いですが、大勢の人前で話すことが必要になる職業を考えていたり、すでにその職業に就いている場合は、このステップも実践しておきましょう。
1対1の会話に慣れ、人見知りをしなくなったら、最後は複数の人を相手に話をする段階になります。
これは、普段練習するために実践する場面がないと思いますので、ボランティア活動へ参加する方法をおすすめします。
大勢の人前で話すことをいきなり実践する前に訓練しておきましょう。
人見知り克服につまずかない・つまずいた時の立ち直りのコツ
だれもが苦手なことを克服する時にはつまずきます。
途中で諦めて、人見知りのままで良いと思ってしまう人も多いでしょう。
しかし、人見知りを克服しなければ人見知りの悩みはいつまでたっても無くなりません。
初めに目標を明確にして、強い意志を持ちましょう。
- 自分の気持ちをうまく伝えられる
- 人から信頼してもらいやすい
- ストレスがたまらない
- 自信を持てる
会話のコツ
克服する時につまずかない為に、会話の苦手意識をなくしておきましょう。
「おはよう」だけでなく、「おはよう。今日も暑いね」のように、+αを加えることで、相手との会話の機会が生まれます。
会話をする機会が増えれば、人見知りも克服しやすくなるはずです。
辛いことは笑い話にする
人見知りを克服しようと人と関わるようになると、多かれ少なかれ「失敗した…」と感じるような出来事に遭遇します。
そのような時は、お笑い芸人の「ヒロシ」さんのように、自虐ネタにして笑い飛ばしてしまいましょう。
仲のいい友達や家族に話し相手になってもらうと良いでしょう。
自分を認める
人見知りを気にする人の多くは、人見知りである自分を嫌いと感じてしまう傾向があるようです。
自分には克服できない、自分はダメなんだ、などのネガティブな考えをやめ、自己肯定しましょう。
自分を好きになることで、人見知りを克服しやすくなります。
あらゆることをポジティブに考える癖をつけてみましょう。
自分の未来を想像する
将来自分が人見知りを克服して、堂々と人と会話できているところをイメージしてみて下さい。
それは必ず現実になります。
ポジティブに考え、楽しみながら、今回紹介した方法を参考に人見知り克服を試してみて下さい。
まとめ
人見知りに悩んでいる人は、人見知りである自分を責めてしまいがちですが、人見知りならではの長所もあります。
例えば、繊細な感性を持っていたり、観察力があるなど、人見知りであるからこその優れた長所も備えているのです。
無理に克服しようと頑張りすぎず、まずは人見知りである自分をまるごと受け入れてみましょう。
その上で徐々に人に慣れていくことが大切です。
僕もかなり苦労はしましたが、ある程度場数を踏めば自然と人見知りは克服できるので、出来ることからはじめてみて下さい。
以上「【人見知り克服】極度の人見知りも治す5ステップ克服方法!」でした。