競馬必勝法
最近、カジノ法案が話題になっているので、ギャンブル必勝法について書いてみます。
今回は膨大なデータを取ることのできるギャンブルで使う事ができそうな必勝法です。
次の問題を考えてみて下さい。
問題
①コインを10回投げて、10回とも表が出た場合、次に表の出る確率は何%でしょうか?
②コインを1000回投げて、1000回とも表が出た場合、次に表の出る確率は何%でしょうか?
どちらも正解は50%です。
ただし、それは1000回連続で表が出た場合の話であり、そもそも1000回連続で表が出る確率はかなり低いです。
ペテルブルグの逆理
では、次の問題はわかるでしょうか。
問題
コインを投げて表が出るまでの回数をnとします。
そのゲームの賞金は2のn乗円(2をn回かける)です。
具体的に言うと、最初に表が出たら2円。裏表となったら4円。裏裏表だったら8円。裏裏裏表だったら16円です。
このゲームに参加するのに何円までなら払っても損ではないと言えるでしょうか?
答えは...
.
..
...
数学的に言うと答えは無限です。
いくら払ってでも参加するべきだということになるのです。
しかし、実際に無限のお金を払ってでも参加するようなゲームなのでしょうか。
そんなはずはありません。
約99%で64円以下になるようなゲームです。
この問題では実際には不可能なほどの試行回数を行なった場合、無限のお金をかけても良いという答えになるのです。
しかし、実際にそのような試行回数をこなすのは不可能です。
このように、ギャンブルというのは、賭ける回数が無限ではないので、ただ単純な計算で考えるといけないこともあるのです。
初めの問題をもう一度考えてみます。
コインを1000回投げて、1000回とも表が出た場合、次に表の出る確率は本当に50%なのでしょうか?
1000回連続で表が出る確率は
0.00000000000000...1%
このように0が300回ほど続く確率となります。
何兆回、何京回、何垓回以上の試行回数があるならあり得ると思います。
しかし、コインを1000回しか投げていないのに1000回とも表がでる確率はほとんどあり得ない確率です。
なので、試行回数を特定の回数しか行わないとした場合、標準偏差や誤差などを考慮する必要があるのではないでしょうか。
実際の競馬
ほとんどの人はギャンブルの確率を考えるときに、試行回数の事を忘れてしまっているように思います。
この試行回数を含めた確率をうまく考えることができれば勝てるかもしれません。
億万長者になった人から考える勝てる予想法
ジャパンネット銀行の口座があればインターネットで手軽に馬券を購入できます。
自分だけのオリジナルプログラムでなければ勝てない
最近ではJRAがネット上で使える予想ソフトを公開していますが、それを使っても勝てる人はほとんどいないでしょう。
理由は簡単で、多くの人が同じ予想を見て馬券を購入すると、オッズが下がってしまうからです。
たとえ人工知能の予想ソフトであっても同じです。
なので、競馬で勝つためには、ほとんどの人が使っていない勝てる予想ソフトを見つけるか、完全にオリジナルの勝てるソフトを作るか、どちらかしかありません。
膨大な数の馬券を購入するプログラムで勝てる
40代公務員男性男性が、独自の分析で2009~10年の間に年間3億円以上の馬券を購入し2億円前後の利益を上げたというニュースは多くの競馬ファンが知っていることと思います。
「ハズレ馬券は経費になるか」が問題になったニュースです。(最終的に、最高裁で外れ馬券は経費になると確定されたようです)
この他にも、「競馬 脱税」と検索すると、多くのニュースが出てきます。
競馬で数億円の利益を出している人たちは実はたくさんいるのです。
そして、そのような人たちに共通するのは、膨大な数の馬券を購入しているということです。
裏を返すと、膨大な数を買わないと数億円は稼げない。
つまり、どんなにすごい人たちの予想法でも回収率は100%をギリギリ超える程度だということです。
感情にとらわれてはいけない
勝てる予想法で買っていても、負けが続くことはあります。
そんな時でも感情にとらわれず、決められた金額で、予想法に忠実に、何千・何万というレースに賭け続ける必要があります。
そんなことができる人はほとんどいません。
そこで必要なのが自動で予想・購入してくれるソフトです。
オリジナルの予想法をソフトに組み込むには
一般販売されている予想ソフトを使って独自の分析をしましょう!と言いたいところですが、そんなに簡単に良いソフトとは出会えません。
ほとんどのソフトは、適当に作られたものか、オリジナル予想と言いつつ結局みんな同じような設定しかできないものだと思います。
なので、パソコンを使って独自の予想をする場合、プログラミングをできるようにするしかありません。
面倒に思うかもしれませんが、それしか方法はないでしょう。
冷静に考えてみてください。
勝てるソフトを販売する人はいるでしょうか。
仮に、勝てるソフトが販売されたとしても、みんなが使い出すと勝てなくなってしまうのです。(勝てない理由は上に書いています)
競馬のためにプログラミングを勉強するのははっきり言って面倒です。
プログラミングも簡単ではありません。
おそらく、この記事を読んでいるあなたも実際にプログラミングを勉強しようとは思わないはずです。
そこに勝機があります。
ほとんどの人がやらない面倒なことをするほど稼げる可能性は高くなるのです。
競馬をしている人はたくさんいますが、実際に自分で予想ソフトを本気で作っているは何人でしょうか。
その何人かの中で上位に入れば、ニュースになっている人たちのように稼げるというわけです。
必要なプログラミング言語
パソコンを使って膨大なデータから予想ができるなら、常に勝ち続ける方法を発見することもそんなに難しいことではありません。
最近ではディープラーニングといって、データを渡すだけでコンピューターが人間のように勝手に考え、自動で予測する、AIを作り出す仕組みがあるからです。
この仕組みを使ってひたすら思いついた予想法を検証していけば、誰もが発見していない予想法を発見できるでしょう。
僕自身、趣味でプログラミングをしているのでわかるのですが、予想ソフトを作るならAIを作るプログラミング言語「Python」に特化して学ぶのが良いと思います。
2ヶ月本気で学べば予想ソフトも作れるようになるでしょう。
僕が受講したテックエキスパートについての情報も載せておきますので、AI以外のプログラミングのことが知りたい方はこちらも参考にしてみてください。
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まとめ
これからの時代、競馬で勝ちたいならプログラミングの知識は絶対に必要です。
競馬でなくても、普通に働いて月50~100万以上を割と簡単に稼げるAIの知識、学んでみてはどうでしょうか。
以上、「競馬・ギャンブル必勝法【試行回数を考慮した確率論】」でした。