夏になると需要が上がってくるのがサングラス。
カジュアルな服装には必須のアイウエアですが、さすがにきちんとした社会人が1本1000円のサングラスをかけるわけにはいきません。
また、男性の場合、小物にお金をかけることで、モテます。
そこで今回は、夏に向けておすすめのサングラスブランドをピックアップしていきます。
ほとんどのブランドにレディース・メンズ用があるので、男性・女性のどちらにもおすすめです。
超一流 高級サングラスブランド
ヨウジ・ヤマモト(YOHJI YAMAMOTO) ...自分を変えたい変革者に
山本耀司氏が立ち上げたファッションブランドのハイエンドブランドである「ヨウジ・ヤマモト」。
1981年に当時の常識を打ち破ったブラックベースのファッションショーを、なんとパリコレで開催して、のちに「黒の衝撃」と歴史に名を刻んだ大騒動を巻き起こした、先進的ブランド。
伝統と格式をぶち破り、既成概念にとらわれない革命的なその作風は世界中のクリエイターの共感を得ました。
中でも、男性専用のファッションスタイルを女性用にアレンジした一連の作品群は、ジェンダーを破壊したとして喝さいを浴びたのです。
映画界においてもヴィム・ヴェンダース監督や北野武監督映画の衣装を手掛けるなど精力的に活躍。
2002年にはアディダスとコラボしてハイエンドブランドとしては異例なスポーツとモードの融合に取り組むなど変わらぬ異端ぶりを発揮。
サングラスは、ヨウジ・ヤマモト定番の丸型を中心にレトロななかにメタリックな新風を吹き込んだデザインなどが変わらぬ人気を博しています。
トム・ブラウン・ニューヨーク(THOM BROWNE.NEW YORK) ...個性はファッショニスタ
2001年創業の若いブランド、トム・ブラウン。
アルマーニの販売員だったという異色の経歴から、ラルフローレンのデザインを経て自社ブランドを立ち上げた変わり種のブランドで、アメリカントラッドを意識したシンプルレトロなデザインが特徴的。
その、伝統的ながらも先進的なアイデアにあふれたデザインは、お洒落でありながらも個性の強い有名人に愛用される傾向があり、日本寺ならばあのヒデこと中田英寿が愛用者です。
中田英寿さんはスーツやシャツといったメインカジュアルから、今回メインに扱っているサングラスに至るまで幅広く愛用しており、日本のトム・ブラウン人気に火をつけました。
他にも日本人では新垣結衣さんがドラマの中でアイウエアを着用し、海外ではレディー・ガガなども愛用しているとファッション誌で大きく取りざたされたりもしました。
個性派のファッショニスタなら、押さえておきたいブランドです。
エルメネジルド・ゼニア(Errmenegildo Zegna) ...ブランドサングラス初心者におすすめ
1910年創業の伝統と格式に裏付けられたブランド、エルメネジルド・ゼニア。
紳士服ブランドとしては、もはやおしゃれなセレブの間では定番中の定番のブランドで、嫌いでない限り一着は持っているといわれるくらいのメジャーブランドです。
日本では巨匠こと堺正章さんや、元NYヤンキースの松井秀喜さん、渡辺謙さんや元サッカー選手の武田さんなどがそのブランドの愛用者だそうです。
海外セレブではサッカーイタリア代表のアルベルト・ジラルディーノもエルメネジルド・ゼニアをこよなく愛する人物として知られています。
サングラスの特徴は、個性的な外観ながらもしっかりとした高いデザイン性で多くの人に使いやすい出来上がりになっているのが特徴です。
グッチ(GUCCI) ...ザ・ブランド、安定した高級感
言わずと知れた憧れのハイブランド、グッチ。
1921年に創業されて以来、常にファッション界の先頭をひた走り、世界初の「ブランド」といわれるほどに徹底した品質管理とクオリティーで世界のファッションシーンをけん引してきました。
もちろん、ブランドだけでなくサングラスに絞ってもその愛用者は数えきれないほど多く、日本でいえば、ローラさんや梨花さんなどおしゃれに敏感なモデルさんたちに愛用されるのが多いですね。
海外においては、名前を列挙するだけで一冊本ができるほどの愛用者が存在し、資金に余裕があれば一本は持っておきたいサングラスの一つであるといって間違いないでしょう。
特に、カジュアルで、プールサイドやサマーバケーション向きのサングラスは、アームがグッチカラーになっていて、カジュアルな中にもセレブ感を感じるデザインが好感触。
高級感のあるティアドロップタイプ(垂れ下がる様な楕円形)など、TPOに合わせて使える様々なアイテムのバリエーションも魅力です。
ジョルジオ・アルマーニ(Giorgio Armani) ...スーツなあなたに
こちらも、メジャーなハイブランド、アルマーニ。
1975年に創業されたイタリアンブランドであるアルマーニは、今やアパレルだけにとどまらず、家具、コスメはもちろんのことホテルやレストランまで手掛けるおしゃれ空間の創造者。
とはいえもちろんその真骨頂はスーツ。
「ジャケットの帝旺」とも言われ、リチャード・ギア、ジュリア・ロバーツなどそうそうたるメンバーがアカデミー賞の授賞式で肩にそのジャケットを羽織ったアルマーニのサングラスは、やはりスーツなどに合わせやすいデザイン。
クラッシックタイプでありながらもユニークな曲線が優雅な物から、まさにスーツに着けたいシンプルなものまで、アルマーニのアルマーニらしさを感じるサングラスになっています。
プラダ(PRADA) ...伝統と格式を重んじるあなたに
こちらもやはり超有名なプラダ。
『プラダを着た悪魔』なんて映画があるくらい、もはや一般名詞化さえしている憧れのブランドの愛用者は、そのブランド全体で考えたらきりがありません。
1913年に創業され、イタリアの職人気質なアイテムがセレブに受け入れられて以来、イタリア王室の御用達でもあったそのブランド力は、もはやその存在が伝統そのもの。
サングラスにおいても、ミランダ・カーやロバート・ダウニー・Jr、日本ではHYDEなどの著名人が身に着けており、やはり愛用者を列挙すればきりがないほどです。
特徴は、レディース・メンズ共にきりっとしたりりしさが光る安定度の高さ。
決して奇抜なアイデアで目を引くのではなく、使い心地とデザイン性の絶妙なマッチングの中でバランスの取れたスタイルが愛用者の心をとらえて離しません。
Ray-Ban(レイ・バン) ...ザ・ストイック!高性能サングラスなら
レイ・バンといえばサングラス、サングラスといえばレイ・バン。
もはやサングラスという英ウエアの代名詞といってもいいほど、サングラス界における不動のトップブランド、それが1917年創業のレイ・バンです。
もともとアメリカ空軍の委託で始まった企業だけあって、その特徴はミリタリー風の高性能サングラス。
そのコンセプトは「光学的に目を守らなければサングラスではない」というストイックなもので、機能性においてここほどしっかりとしているブランドはないと言い切ってもよいくらいのブランドです。
その栄光の歴史は。1986年に、アメリカン・ファッション・デザイナー協議会から「世界最高級のサングラス」の称号を得ているほど。
愛用者も多数いて、レイ・バンを代表するモデル「アヴィエイター」はいわゆるあの「大門メガネ」で日本で有名になった渡哲也さんの愛用するあのサングラスです。
このアヴィエイターだけでも、渡哲也さんのほか、木村拓哉さん、中田英寿さん、マイケル・ジャクソン、ブラッド・ピット、トム・クルーズにベッカム、ダグラス・マッカーサーなどもはや歴史上の偉人ですら愛用者です。
トム フォード(TOM FORD) ...遊び心にセンスを取り入れたいあなたに
2005年に創業した新しいファッションブランド、トムフォード。
そのトラッドでスマートなスタイリングは、大人の洗練された男を表現するうえでとてもシンプルでわかりやすく、スマートな感覚を味合わせてくれます。
そのせいか、トムフォードのスーツは2008年「007/慰めの報酬」で、そしてサングラスは2015年公開の「007/スペクター」で世界一のイケメンであるジャームズ・ボンドの愛用品となっています。
そのスタイルは、トラッドの中にもどこなくファニーな一面を持ち込むことで、無邪気な大人の遊び心をヒント共に感じさせてくれるというもの。
特に、トラッドスタイル(伝統的なスタイル)のサングラスは近年流行の中心にありますので、サングラスというものの定番の形に飽きてきた人は、トムフォードで少しの遊び心を楽しんでみてもいいかもしれません。
オリバー・ピープルズ(OLIVER PEOPLES) 一つ上を行くファッショニスタなら
1986年創業のオリバー・ピープルズも、まさにアイウエアブランドの雄。
ヴィンテージと高級感というコンセプトで80~90年代のアメリカにおけるサングラスブームの中心的存在であったオリバー・ピープルズはニューヨーカー御用達ブランドに成長します。
故ダイアナ元妃やシャロン・ストーン、マドンナ、シンディー・クロフォードなどきら星のごときスターやセレブに愛好され、まさにアイウエアを代表するブランドと成長したのです。
ちなみに海外セレブで、オリバー・ピープルズの現在の愛用者として知られる人は、ブラッド・ピットやアンドリュー・ガーフィールドなどそうそうたるメンバーがいますが、やはりその中心はバラク・オバマ。
元アメリカ合衆国大統領さえ虜にした、そのヴィンテージの香り感じる高級感は、一つ上を行くファッショニスタには欠かせないアイテムです。
ディータ(DITA) 日本を感じたいあなたに
1996年ロサンゼルスに誕生したアイウエアブランド、ディータ。
型にはまるな!をコンセプトにしたそのブランドスタイルは型破りながらも、ハンドメイドにこだわった繊細で高レベルの職人に支えられていることで落ち着いた印象さえ感じさせます。
そして、そんな職人とは、なんと日本の職人。
世界最先端のデザイナーが繰り出す型破りなデザインと日本の職人が技術の粋を集めて作り上げる世界は、もはや工芸品のレベルです。
愛用している人たちには、キャメロン・ディアスやブラッド・ピット、アンジェリーナ・ジョリー、日本人では木村拓哉さんや3代目 Jsoul Brothersのメンバーなどに愛用されています
まとめ サングラスは機能性
サングラスを選ぶとき、どうしてもデザインに注目しますが、一番はやはり機能性。
洗練されたデザインとスタイル、そして値段ももちろん大事ですがTPOとあなたのファッションや見た目に合わせたものの中から、使いやすさや見えやすさを観点にきちんと選んでみてはいかがでしょうか?
夏の日差しからあなたを守るサングラス、今年の一本が見つかるといいですね。
以上「【一流の世界】おすすめ高級サングラスブランド!プレゼントにも最適」でした。