やっぱり高校くらい出ていないとね。
そんなセリフを聞いたことがある人は多いと思います、そして、自然とそんな風に思っている人も少なくはないのではないですか?
しかし、それは正解ではありません。
日本でもっとも有名な総理大臣「田中角栄」、世界のHONDA創業者「本田宗一郎」、囲碁史上初の7冠達成者にして国民栄誉賞の「井山裕太」、経営の神様「松下幸之助」、芥川賞作家にしてミステリーの巨人「松本清張」。
この人たちの共通点は、みんな高校に行っていないというもの。
そう、高校に行っていない=チャンスがないではなく、チャンスは平等にあるのです。
高校に行かずに高所得者になる方法
とはいえ、やはり高校に行った方が高所得者になる確率は上がります。
もっと言えば、大学に進んだ方がさらに確率は高く、やはり高等教育を受けた方が高所得者になれる確率は上がるのです。
しかし、受けなければ無理だというのではない、ということですね。
では、具体的な職業を紹介する前に、どんな方法があるのか、ここで考えてみましょう。
手に職をつける
まず大事なことはこれです。
高校に行かないということは、あなたには学歴がないということですよね、つまり学歴に代わる何かあなたの売りになるものが他にないといけないというわけです。
それが技術、今風に言えばスキルです。
このスキルを持たずして、中卒で高額所得者になるには宝くじでも当てない限り不可能だと思ってもいいでしょう。
知識を手に入れる
次に必要なのは、知識です。
これは学校の勉強のための知識ではもちろんなく、この世のあらゆることに対する知識であり、日々アップデートされる最新の情報です。
というのも、高所得者になるには人と同じことをしていても意味がありません。
だれもがやっていないことや、今一番注目されていることに目を向けていかないと、簡単に収入を得ることはできないのです。
失敗を恐れない
はっきり言って、失敗が怖いなら高校に行きましょう。
学歴とは、なるべく失敗をしないように成功を目指すためのツールであり、失敗のない人生を送るには真面目に学校に通って高学歴を身に着けた方が確実です。
しかし、そうではないなら、失敗はつきものです。
大事なことは、失敗を恐れず、失敗に慣れず、失敗をしないように万全の準備をしながら、ここぞという時に失敗を恐れない心構えが必要です。
具体的な職業・進路を考える
では、中卒でも高所得者になれそうな具体的な進路を考えましょう。
宮大工になる
じつは今、宮大工という仕事はねらい目の職業です。
寺社仏閣というのは年々減ってはいますが宮大工の人口も当然減っています。
しかも、現存するものには古い建物が多く、立て直したり修復したり、新しく建てたりする人手が必要になります。
さらに大工などの職業は、勤続年数が最も大切なファクトです。
中学を出てすぐに働くというのは宮大工の世界においてはむしろプラスで、働くまでに時間のかかる大卒よりも価値の高い「素質」になります。
スキルアップのためには、基本的には宮大工の棟梁の下に弟子入りすることになるのですが、専門の学校も存在します。(高校卒業認定資格必須)
現在、一般の宮大工の方で600万円前後の収入、棟梁になると1000万を超える人もいます。
どうやってここまで到達するか、その道のりは色々ですが、あとは腕次第の世界です。
寿司職人になる
いまや日本が世界に誇る伝統文化「寿司」。
和食がユネスコの世界遺産に登録されたこともあって、中でも最もメジャーな寿司はもはや日本国内にとどまらない、貴重な文化資源です。
当然、その職人ともなれば、世界で引っ張りだこ。
フランスで修業をしたフランス人シェフの店というだけで、フランス料理の値段の桁が一桁上るように、日本で修業した日本人寿司職人の価値は、もはや言うまでもありません。
もちろんその主なスキルの取得先は、名店での修行になるのですが、それはさすがに難しいですよね。
名店での修行が難しい場合は「東京すしアカデミー」という学校もあります。
こちらで修業というより授業を受けて、立派な寿司職人になることで、海外への就職だって不可能ではありません。
そして、もし海外ですし職人として評判を博すようになれば、年収1000万は軽く超えてしまうでしょう。
寿司に、学歴の味はしないのです。
WEBエンジニアになる
WEBサイトの作成からサーバーのシステム構築、もしくはアプリの制作などができるWEBエンジニア。
いわゆるプログラム言語でプログラムを組んでいくプログラマーのことですが、これもまた、学歴関係なしに自分の腕1本で勝負のできる世界です。
このプログラミングの知識は、その気になれば、本やサイトの解説でも手に入れることができます。
もちろんそれでは高度なプログラムは組めませんが「TECH BOOST」のようなサイトを利用すれば、オンラインでプログラミングを学ぶこともできます。
プログラマーとしてのスキルを身に着けることができれば、あとは選択肢はたくさんあります。
IT企業でプログラマーとして働くのもありですし、フリープログラマーとしてフリーランスな活躍をしてもいいでしょう、もしくはアプリ作家として不労所得を目指すのも自由です。
それこそ大ヒットアプリでも作り上げることに成功したら、年収1000万すらかすむ世界です。
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最新のブロックチェーン・AI・IoTについて学ぶ
現在、ニューカラージョブというものが注目を浴びています。
これは肉体労働者を指す「ブルーカラー」頭脳労働者を指す「ホワイトカラー」に続くもので、主にニューテクノロジーの分野に関しての専門知識を持つ労働者を指します。
じつはこの分野は、これからの時代の中核をなしていく技術といわれており、今後の世界のイノベーションを支えていく分野であることは間違いないとされています。
つまり、この分野での専門知識を持っている中卒は、この分野を知らない大卒よりも今や必要とされる人材だということです。
先日(2018年4月)アメリカのIT大手IBMがブロックチェーン・AI・IoTの分野の雇用を1800人創出すると発表もしましたし、間違いのないコア産業です。
つまりこの分野においては、学歴なんて関係なく、スキルを持っている人間が大手企業で大卒並みの収入を得る可能性を持っているということなのです。
ニューテクノロジー分野を学び、成功すれば想像もできない額を稼げるようになるのではないでしょうか。
「Tech Boost」は未経験から技術で稼げるプロフェッショナル人材になれる学校です。
投資家になる
中々危ない橋を渡る選択肢ですが、ない選択肢ではない、それが投資家です。
現在ITの発達によって、投資という世界は、一部の投資家だけが占有する空間ではなく、誰でも参加できる空間へと変化してきました。
特に株やFX(為替)というものは、それなりの知識を身に着ければ学歴に関係なく儲けを叩き出すことができるのです。
もちろん最初に言いましたが、これはかなり危ない橋を渡るビジネスです。
いかに自分なりにしっかりと計画を立てて無理なく投資をしましょうと口酸っぱくいったとしても、やはりこの投資で身を持ち崩す人というのは少なくありません。
きちんとした知識と、自制心。
この二つをしっかり保持し続けることができれば、その収入は青天井です。
農業を始める
じつは農業というのも、うまくやれば大きな儲けを生み出します。
日本の農家の大半があまり裕福でなく兼業でないとやっていけないのは、それが「米農家」だからであって、商品価値の高い「果物」「野菜」を栽培している農家には、高収入を得ている人は多いのです。
まずは、○○農園や△△ファームのような農業法人に就職してお金をため、農地を買えるだけの資金とノウハウがたまったところで、独り立ちするというのが方法としては一般です。
もちろん先祖代々の農地が遊んでいる場合は、それを使えばぐんと成功までの道のりは短くなります。
さらに、農家として生産して販売まで自分で担い、販路の獲得からブランド化まで自分でできる今の時代は、農家で年収3000万円超える人もゼロではありません。
もちろん天災や天候に左右されやすい農家は、ある意味ギャンブルな側面は持っていますが、農業を経営として考えるならば、かなりの利益が見込めるのです。
社長になる
さて、最後は社長への道、そう起業です。
しかし起業するといってもなんの目論見もなくただ起業してもうまくいくはずもありません。
しかし、年収1000万声を目指すなら、これが最短で最も可能性の高い道なのです。
国家資格を取る
これがまずは一番確実な道のりです。
中卒であってもとれる国家資格というのはたくさんあり、そしてそれらを取得するというのは起業するうえで、大きな担保となります。
中でもおすすめなのが。
- 調理師
- 貴金属装身具制作技能士
- 公認会計士
- 不動産鑑定士
等がおすすめになります。
これらの資格を有していれば、いわゆる「士業系の個人事業主」を目指して起業するといいでしょう。
起業はしたくないが、安定した高収入が欲しいという場合は、「宅建士」という国家資格も役立つでしょう。宅建士も中卒で取得できる資格です。
無資格で起業
もちろん、何の資格もなしに起業することも可能です。
これにはある程度高いスキルを持っていることが大切ですが、イラストレーターやライター、エンジニア、デザイナーなどといった職種が主な職種となります。
こういった分野である程度高いスキルを持っているならば、blog、ツイッターやフェイスブックなどのSNS、HPなどで広く自分をアピールしていくことで年収1000万円越えも夢ではありません。
これらの仕事には起業にありがちな事務所費用や、雇用をする費用なども考えなくてもいいですので、自分にそういったスキルがあると考えるのなら挑戦してみるのもいいでしょう。
起業についての相談
ただやみくもに起業しようと思っても、その方法や必要な経費、法的なことは色々あります。
そういったことに関しては、各地方自治体にある起業相談窓口(東京の場合は「東京開業ワンストップセンター」)や、日本政策金融公庫の窓口、税務署、商工会議所などで無料で相談に乗ってもらえます。
もちろん、起業相談サロンなど民間の有料相談もあります。
しかし、中卒で起業をする場合、もともと資金が潤沢ではないでしょうから、コストをきちんと抑えてできるだけ無料で済ませておきましょう。
あとは自分の情報収集能力で、開拓するのが本筋です。
詳しくは、こちらを参考にするといいでしょう。
ミラサポ https://www.mirasapo.jp/starting/specialist/chiikimadoguchi.html
まとめ 中卒は個性
中卒であることはデメリット。
人間そんな風に考えてしまいがちですが、ある意味それは、なんにでも挑戦していけるというあなたの個性であると考えることもできるのです。
目の前にあるのは人生のチャレンジのみ。
人生に挑戦していける中卒というあなたの状況は、むしろメリットなのです。
以上「中卒で稼げる仕事!学歴なしで高収入・高所得者になる方法 男女可能」でした。