趣味で水彩画を描きたい人、人に見られても恥ずかしくない絵を描きたい人、プロの水彩画家になりたい人、など、上達したい理由は様々だと思いますが、上達を目指すならば基本を押さえましょう。
今回は、水彩画を上手く描く為の方法について解説していきますので参考にしてみてください。
うまく描く方法
水彩画上達方法のテクニックがいくつかあるので紹介します。
黒は混ぜない
まずは、なるべく黒を混ぜない事です。
影を付けて絵に立体感を出したい時や、濃い部分を描く時に他の絵の具に黒を混ぜれば良いと勘違いしがちです。
うまく描きたいのなら黒の絵の具は使用してはいけません。
全て同じ様な色になってしまい、単調になってしまいます。
奥行きを出す
水彩画を描く時には風景も重要になってきます。
風景を美しく描く事で絵に奥行きが出て全体的に良い具合になるのです。
奥行きは、遠近法を利用しましょう。
近くにある物を大きく、遠くの物を小さくします。
また、遠くの物の線・色は薄く、近くのものの線・色は濃く描いた方が良いです。
注意点
遠近法を加えるのは良いのですが、ついつい大きさにこだわってしまいます。
確かに迫力を出す事は重要ですが色を変えてみるという事に重きを置くべきです。
すると写真のような絵が完成します。
便利なおすすめ絵の具
美しい水彩画にしたい時に、あると便利な絵の具とその特徴を紹介します。
必要な画用紙や筆、絵の具が全てそろっているセットもたくさんあるので、初めて描く際はそのようなものを購入するだけでも十分ですが、状況に応じて便利な道具を使い分けると益々上達する事間違いありません。
透明水彩絵の具
「ホルベイン透明水彩絵具24色セット(Amazon、楽天)」
透明水彩絵の具は透明感を出したい時に使うと便利です。
透明水彩絵の具には高濃度があるという事が特徴的です。
分量を量り、必要に応じて適度な水を加える事で様々な色味を出す事が可能です。
適度になじみがあるので紙にしみ込んでしまうという事がありません。
その他に優れた耐光性があるので、光に照らしても大丈夫といった点や高い透明度を誇っているといった特徴があります。
ガッシュ
「ターナー色彩 アクリルガッシュ 24色(Amazon、楽天)」
続いてガッシュですが、ガッシュ(不透明色彩絵の具)はミスをしてしまった箇所を別の色で覆い隠す事が出来るので、あらゆる色面を表現する事が可能です。
透明水彩絵の具と同様に強い耐光性があり、色を抑えたい時に少しだけ透明にする力があります。
アーチストパンカラー
「アーチストパンカラー 48色セット(Amazon、楽天)」
アーチストパンカラーは絵の具の種類が非常に豊富です。
一本一本の色彩度が高くなっているので鮮やかな色彩感を出す事が出来るでしょう。
カートリッジ方式が導入されているので簡単に取り換えが可能です。
エメラルドのような海や立派な畑、立体感あふれる街など、描く対象によって最適な色を選べるので水彩画の世界にのめり込んでしまうかもしれません。
水彩用のメディウム
「マスキングインク (水彩用メディウム) ペンタイプ(Amazon、楽天)」
水彩用のメディウムは様々な種類があり、絵に表情を付けたい場合に使用します。
絵が飛び出すかのような躍動感を表す事が出来ます。
しなやかな流動性を出す事も可能です。
おすすめ教材・教室
おすすめは「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座 」です。
完成したプロの絵を見るだけでも十分勉強になると言われていますが、この教材は、実際にプロの水彩画家が絵を描くところを、ノーカットで見られるように作られたDVD教材です。
プロが実際に使っている道具や技法を真似して上達しましょう。
悪い点や良い点についてまとめた記事も書いていますので、教材選びの参考にしてみてください。
関連記事:【評価・評判】プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座・教材
まとめ
水彩画の上達方法として黒の絵の具は使わない事、風景を描く際は遠近法を利用し、道具は状況に応じて使い分けるというテクニックを駆使しましょう。
大人の趣味として、とてもオススメなので興味のある人は是非試してみてください。
関連記事:【大人の塗り絵】色鉛筆塗り絵上達方法!テクニック・便利道具を紹介!
以上「【趣味】水彩画上達!うまく描くコツ・テクニック・便利道具を紹介!」でした。