ものを作ることが好き、クリエイティブな仕事がしたいと思う人には、一般的な事務や単調な仕事は退屈かもしれません。
けれどクリエイティブな仕事をするには、何から始めて良いのか分からない、という人も多いのではないでしょうか。
そんなクリエイティブ思考なあなたには、まずどんな仕事があるのか、それには何の資格を取ると有利なのか知っておくのがおすすめです。
-
プログラミングでできること!有名人の言葉からわかる将来性!
プログラミングというと、なんだかSEを目指す人の特殊技術、という感じがしますよね。 もちろん、その認識で大幅に間違っているとは言わないのですが、プログラミングというのは何も今後プログラマーとしてガツガ ...
続きを見る
ゲーマーの人はクリエイティブな仕事に向いている!?
人間誰しも、好きなことで仕事をしたいと思いますよね。
とりわけ「好き」という気持ちが大切なのが、自分で考えて物事を作り出す、クリエイティブな仕事です。
もちろん「好き」という気持ちだけでは難しいかもしれませんが、受け身ではなく自分から新しいものを発信していくクリエイティブな仕事に、「好き」という気持ちは欠かせないのです。
自分で作り出したものが何らかの形で世に出るというのは、自身の達成感と充実感をさらにアップさせてくれるでしょう。
自分の能力上達が直接仕事の出来に影響してくるので、ゲーマーの人には自分にあったクリエイティブな仕事を見つけることさえできれば、天職になるかもしれません。
働き方の自由化が進んできた現代
ユーチューバーの主婦やサラリーマンの作家など、ネットの充実とともに、もはやなんでもできる時代になってきたといっても過言ではありません。
とはいえ、そこにはやはりスキルや資格が必要なものです。
そこで今回は、今だからこそやってみたいクリエイティブな仕事と、それに必要な特技や資格に迫ってみたいと思います。
これを機に資格習得や専門技術を身に着ける挑戦をしてみてはどうでしょうか。
漫画家
資格:不要 特技:絵がうまい・お話が作れる
日本が世界に誇る文化である漫画です。
かつては、地道にコツコツと絵の勉強をして、出版社に何度も持ち込みをしながら貧乏暮らしを続け、とハードルの高い仕事のイメージでしたが、最近はそうでもありません。
ネットコミックやブログ連載からメジャー誌デビューをしたり、メジャーデビュー前にアニメ化が決まってしまったりと、ネットの発達の恩恵はここにももたらされています。
今では漫画家を目指す人専門のスクールなども存在していますし、求められるクオリティーはあがってきています。
アニメーター
資格:不要 特技:絵がうまい・絵を描くのが早い
アニメもまた日本を代表する文化ですから、それに携わる仕事は人気があります。
中でも、アニメにおける絵を担当したり、そこから派生して企画振興やアニメ監督への道が期待できる仕事でもあります。
必要な資格はありませんが、一般的に絵を描くスピードが遅いとできない仕事だといわれています。
また、普通の漫画やイラストとは違う絵の描き方などもあり、ただ絵がうまいというだけではその道で成功するのは難しいかもしれません。
ある意味アニメ業界を支えているお仕事なので、技術や適性、愛情や根性などしっかりしたバックグラウンドが必要な仕事でもあります。
誰でも続けていけるお仕事ではないということです。
ですので、必要なスキル、アニメーターとしての絵の描き方や動かし方をきちんと学んでおくことが必要になってくるでしょう。
声優
資格:不要 特技:声が特徴的
アニメ関係の花形職業といえば、今やアイドル並みの人気を誇る声優。
もちろんこれは人気職業なので、そこで成功するためには運や持って生まれた才能が必要になってくるもので、その中でもスター声優になれる人は一部のみです。
しかし、だからこそそこにはアニメに対する情熱とともに、基礎的なスキルが備わっていないと勝負になりません。
かつては、声が特徴的であれば目指せた職業でしたが、今や目指す人も多いので、素人では太刀打ちできなくなっています。
きちんと声優について学んで、ある程度のスキルはつけておきたいものです。
専門学校やスクールによってはデビューまでの支援やオーディションのあっせんをしてくれるものもあります。
ユーチューバー
資格:不要 特技:個性・まめな性格
いまや人気職業ランキングにも入るようになった、ユーチューバー。
YouTubeなど動画サイトに動画をアップして、コンテンツ視聴料をもらって稼いでいく仕事ですが、もちろん資格なんかまったく必要ありません。
そこに必要なのは、誰かがそれを見たいと思うだけの個性・独創性ではないでしょうか。
そして、一日に何本も、そして毎日のように動画を上げ続けて、常に視聴者のニーズにこたえ続けていくというエンドレスな作業ができるまめな性格でなければいけません。
どちらかというと、一発屋的なギャンブル性の高いイメージですが、コツコツ稼ぐという選択肢もあるそんな仕事です。
ゲームプランナー
資格:不要 特技:企画力・発想力
ゲーム業界の中心にあって、その主力ともいえるのがゲームプランナー。
いわゆるゲームの企画と、全体の制作に携わっていく職業で、ゲーム業界においてはゲームを生み出すという最もコアな場所に当たるお仕事です。
もちろん資格は必要ありません、あるのはゲームについての知識と、企画力や発想力です。
とはいえ、一見才能一発勝負な仕事に見えますが、実は細かい知識や専門技能が必要になってくる仕事で、現場で求められる人材もスキルを有した人材です。
専門の学校などで、ゲームプランナーとしての必要な知識やスキルをしっかり身に着けておけば、即戦力として必要とされる人材になることができます。
情報系エンジニア
資格:あると有利 特技:知識
これは、ITエンジニアともいわれる仕事で、システムエンジニア(SE)・ネットワークエンジニア・データベースエンジニアなどIT技術に関するエンジニアの総称です。
必要なのは、しっかりとした専門知識。
こればかりは、情熱や根気ではどうにもならず、かなり高度でしっかりとした専門知識とスキルが必要とされる職業になります。
資格も多種にわたり、国家資格や民間資格など様々な資格が就職に有利になることは間違いありません。
ですので、ある意味、専門のスクールや学校に通っていることは必須で、中でもフリーランスとして活躍していくためには相当レベルのスキルが必要になります。
また、専門性の高さから普通の就活では、なかなか良い環境に恵まれないため、専門のエージェントに登録するなどすることも必要です。
ITインフラエンジニア
ネットワークエンジニア始めるならネットビジョンアカデミー(NVA)
ITインフラエンジニアとは、企業のネットワークの設計・構築、サーバの運用・監視などを行う職業です。
手に職をつけて安定的に働きたい人や、将来的にフリーランスとして働きたい人 、話すのが苦手で営業や接客以外の仕事をしたい人におすすめの職業ではないでしょうか。
小説家
資格:不要 特技:基礎的な文章力・想像力
いまや小説家という職業は、昔のイメージとはかけ離れた職業になりました。
学生作家や主婦作家など、様々なジャンルの人が挑戦し、うまくいくとベストセラー作家になれる時代であり、そのハードルはかつてのイメージとは別物です。
作家デビューのきっかけも大半がウェブ小説サイト出身であったりと、その中心地はネット上にあります。
ですので、小説家になるための知識は、今や時代をつかむための知識といっても過言ではなく、専門学校やスクールでもノベル専攻の学科で学ぶことができます。
ただ、もちろん資格のいる仕事ではありませんし、学歴が必須でもありません。
しかし、専門学校などではデビューまでの支援をしてくれるものもあり、専門知識を身に着けるためにもスクールで学んでおくと良いかもしれません。
原作者
【アミューズメントメディア総合学院】ノベルス・シナリオ創作学科
資格:不要 特技:基礎的な文章力・想像力
いわゆるシナリオライターといわれる職業で、そのジャンルは多岐にわたります。
ゲーム原作者・アニメ原作者・漫画原作者など求められているシーンは多く、業界における需要が高いのが特徴です。
また小説家ほどの文章力も必要ではなく、より発想力や先進性、時代性を求められる分野でもあり、シナリオライティングの専門的知識も必要になります。
そういった点では、小説家よりも専門学校やスクールで学ぶ必要の高い仕事といえるでしょう。
就職においても、いわゆる技術者とクリエイターの中間点のような仕事であるため、普通の就職活動で条件の良い職場を見つけるのは難しく、ある程度の支援やサポートを考えないといきなりその道で生きていくのは困難です。
ただ、専門学校やスクールで就職あっせんをしてくれるところもあり、そういった形での就職を考えてみるのが現実的かもしれません。
アフィリエイター
資格:不要 特技:企画力・情報収集力
ブログやサイトを運営して、広告費を収入にするアフィリエイター。
今やネット上の職業としては、もっとも一般的で多くの人がその職業についている、ネット仕事の中心的存在といっても過言ではない仕事です。
もちろん資格は必要なく、専門的な知識もネット上で調べてどうにかなる程度しか必要ありません。
しかし、多くのアフィリエイターがひしめく中で、それなりの収入を得るためには、サイト運営者としての企画力と情報収集力は必須になってきます。
常に時代を読み、その時代に即応できなければ、職業といえるだけの収入を得ることはできないでしょう。
グラフィックデザイナー
資格:あると有利
グラフィックデザイナーとは、雑誌の広告やポスター、チラシ、商品のパッケージなど、主に印刷物のデザインをする仕事のことです。
アドビ認定エキスパート|ACE
アドビ認定エキスパート(ACE)は、アドビシステムズ株式会社のアドビ製品において、専門的な知識を持つ人に与えられる資格です。
これらは編集やデザインの現場で使用されることが多いソフトウェアで、デザイナーとして役に立つスキルとなるでしょう。
映像クリエイター
資格:あると有利
映像クリエイターというのは、テレビ番組の編集、コマーシャル、Webコンテンツ、アニメーションやゲームなどの映像を製作する仕事です。
絵コンテやシナリオを製作することはもちろん、クライアントに対するコミュニケーション能力、柔軟性も必要とされます。
最新機器を使いこなすテクニックも必要とされ、映像制作会社やテレビ局の他、結婚式場で流すビデオを製作するため式場で求人が出ていることもあります。
映像音響処理技術者認定試験
一般社団法人 日本ポストプロダクション協会 映像音響処理技術者認定試験案内ページ
映像や音響に関する基礎知識、習熟度をはかるための試験です。
一般社団法人日本ポストプロダクション協会が、「映像音響処理技術者」として認定します。
映像、音響産業に従事するために必要とされる資格です。
ファッション系の仕事
資格:あると有利
アパレル販売、ファッションデザイナー、パタンナー、アパレル企業社員、美容師、スタイリストなど、ファッションに関わる仕事はたくさんあります。
ファッションに関する中で「特にこれが好き」と決まっている人は、それを仕事にするのが良いでしょう。
ファッションに関することなら何でも、という人は幅広く視野を広げるために、まずはセンスを磨くことができる資格を取得するのも良いかもしれません。
カラーコーディネーター認定試験
カラーコーディネーター認定試験は、色に関する知識、コーディネイトについての技能を問う試験です。
ファッションに関わる上で、カラーコーディネートは非常に大切です。
ファッション色彩能力検定
ファッション色彩能力検定は、色彩についての知識を問うための試験で、特にファッションに関する色彩能力に重点を置いています。
ファッションに関する色彩の専門知識を求められるので、プロの現場でスキルとして役立つでしょう。
ウェブデザイナー
資格:あると有利 特技:センス・知識
ウェブデザイナーとは、企業や個人のクライアントから依頼されたWebサイトのデザインを制作し、サイトを作成する仕事です。
インターネットで集客することが主流になった現在、ウェブデザイナーによってどれだけ魅力的なホームページ、広告を作るかということはとても重要です。
Webデザインセンスが求められ、クライアントと相談しながら決める必要があるのでコミュニケーション能力も必要な仕事です。
そんなウェブデザイナーには民間主催から国家認定資格まで様々な資格があり、資格の有無はかなり有利に働きます。
また資格だけでなくHTMLやCSSといったウェブサイト制作にかかわる基礎的な知識は不可欠で、単にデザインセンスがあればできるという仕事ではありません。
専門知識や高度なスキルをスクールなどで身に着けておくことがある意味必須なお仕事です。
また専門性の高い仕事なので、それに特化した就職エージェントへの登録などをしているとよいでしょう。
ウェブデザイン技能検定
Webデザインを行うにあたって、 コンセプトメイキングなどの準備段階から、Webページのデザイン、テストや評価など、Webデザインに必要な知識を測る検定です。
1級合格者には厚生労働大臣より合格証書が発行されます。
Webクリエイター能力認定試験
Webデザイナー、クリエイターとして、一定のクオリティとスピードを証明することができる認定試験です。
これからWeb業界でのキャリアをスタート、さらなるステップアップを目指したい人におすすめの試験です。
DTP検定
パソコン上で原稿作成や編集、デザイン、レイアウトなどを行う技術を測る検定です。
DTPエキスパート
印刷に関わるコンピューターの知識はもちろん、製版印刷の基礎知識も必要とされます。
インテリアコーディネーター
インテリアコーディネーターは、インテリアに関することをヒアリングし、どんな雰囲気の家に住みたいか、ということから具体的なアドバイスする仕事です。
インテリア関連のメーカー、住宅メーカー、工務店、設計事務所など、あるいは独立して活躍している人もいます。
インテリアコーディネーターの資格を持つことで、インテリアに関するセンスや商品、素材に関する知識を養うことができます。
フォトグラファー
フォトグラファーは、日本語での写真家です。
写真を撮ることが好き、という人に向いている職業です。
新聞などの報道写真、風景や人物、商品など、撮影する対象によって仕事内容も変わってきます。
フォトマスター検定
写真、カメラについての基礎知識、実用スキルを測るのが、フォトマスター検定です。
より専門知識を必要とされ、プロとしてのステップアップにもつながるでしょう。
フラワーデザイナー
フラワーデザイナーは、客の要望に合わせて花をアレンジする仕事です。
花屋でブーケを作る、結婚式場やイベント会場などの花をアレンジして飾り付けするなどの仕事内容です。
他にもフラワーコーディネーター、フラワーアーティストなど様々な呼び名があります。
フラワーアレンジメントデザイナー資格認定試験
フラワーアレンジメントデザイナー資格認定試験 日本デザインプランナー協会
フラワーアレンジメントについての知識、スキルを測る試験です。
花を扱う仕事に就きたいと考えている人にオススメの資格です。
キッチンスペシャリスト
キッチンスペシャリストとは、新築やリフォームなど、住まい手のニーズに合わせたキッチンを提案し、建築や施工につなげる仕事のことです。
インテリア、住宅業界などで活躍しています。
Webライター
資格:不要 特技:文章力・雑学
ネット上での仕事が普通になってきた今、数が増えているのがライターです。
もちろんライターに必要な資格も、特別な才能も必要ではないのですが、最低限文章が得意でなければいけませんし、フリーライターならある程度の雑学は必要です。
その仕事の難易度の幅はかなり広く、主婦のバイト感覚の物からアナリスト・ジャーナリストに迫るものまで。
いずれにせよ、文章を書く才能とともに、書き続ける才能が必要な職業です。
また最近では、Googleアルゴリズムによる検索対策も大きな仕事の一つとなっており、SEOに関する知識も問われる仕事になりつつあります。
Webライティング能力検定
Webライティング能力検定|一般社団法人日本WEBライティング協会
Webライティングのスキル、文章力を測る試験です。
取得することによって、ライティングの報酬単価がアップし、さらなるステップアップにつながります。
プログラミング、AIやIoT、ブロックチェーンなどの最先端技術でフリーランス
未来のキャリアをつくる3ヶ月間のプログラミングスクール(Tech Boost公式ページ)
最近流行りのAIやIoT(様々な物がインターネットのように繋がり制御することができる仕組み)、ブロックチェーン(分散型ネットワーク、ビットコインの中核技術を原型とするデータベース)などの最先端技術を学んでおけば今後、フリーランスとして活躍の場はいくらでもあるでしょう。
また、最先端のプログラミングができればスマホのアプリなどを作ることはもちろん、まだ誰も作っていないような、新たなアイデアを形にすることもできるのが魅力ではないでしょうか。
プログラマー
資格:あると有利 特技:論理性
基本的にプログラマーに資格は必要ありません。
プログラミングというものに興味を持っていたり、またその先にでき上るものが好きだったりといったモチベーションが重要な職業です。
理系の人にしかできないと思われている人も多いと思いますが、実は文系の人で全くの未経験者でも数ヶ月間しっかりと勉強すれば絶対に習得できます。
HTMLやCSSなら比較的簡単に、2日~1週間程度でもある程度の基本はできるようになりますし、しっかり習得すればお小遣い稼ぎで月10万円程度、比較的簡単に稼げるようになるでしょう。
HTML・CSSは、デザイナーに近いものがあるので、文系の人の方が向いているとも言えます。
僕はテックアカデミーというオンラインでも学べるプログラミング教室へ通ってプログラミングを学んだのですが、そのおかげで簡単なSNSサイトや自分の思いついたサイトを簡単に作れるようになりました。
他にもオンラインで学べるプログラミング教室はたくさんあるのですが、僕が学んだテックアカデミーについてまとめた記事も書いておきましたので、興味がある人は参考にしてみてください。
-
【要注意】テックキャンプ受講後の感想・作ったサイト紹介!紹介コードあり
注意ポイント ※テックエキスパートはTECH CAMPエンジニア・プログラミング教養へとサービス名称が変更されました。 この記事では旧テックエキスパート (TECH CAMPエンジニア)について、受講 ...
続きを見る
資格を身につける方法
クリエイティブな資格を身につけるには、独学、通信講座、学校や公開講座などがあります。
自分の取りたい資格によって、学校や通信講座が必要かどうか考えてみると良いですね。
自分の好きなことに関する勉強ですから、意欲を持って継続できるのではないでしょうか。
まとめ
クリエイティブな仕事がしたいと考えている人は、自分の才能をどのように活かせるか、どうやって人のためになることをしようか、と考えていると思います。
身近な資格でさらにあなたの夢への道が開けるなら、ぜひ今日からでも資格の勉強を始めてみてはどうでしょうか。
幅広い視野を持って、クリエイティブ業界でのあらゆる可能性を考えてみましょう。
以上「【ゲーム関係の仕事希望者へ】ゲーマーにおすすめクリエイティブな仕事」でした。