DellのWindowsデスクトップPC「Alienware Aurora r10」のメモリを増設してみました。
メモリの選び方、増設・カバーの外し方の手順を画像付きでできるだけ細かく解説していきます。
メモリの選び方
まず、メモリ増築する前にメモリを選ぶ必要があります。
これから紹介するポイントを確認するために、購入前にどんなメモリが入っているのかを確認してからメモリを選ぶと良いでしょう。
Dellの購入ページから確認するか、分解してメモリを取り出して確認しましょう。
規格を間違えると使えない
PCメモリには、ノートPC用やデスクトップPC用、
- DDR
- DDR2
- DDR3
- DDR4
のような規格があります。
互換性がなく、違う規格のメモリを購入してしまうと使うことができないので注意しましょう。
僕が購入したデスクトップPCの「Alienware r10」ではDDR4が使われています。
容量、メーカー違いは混在しても問題なし
メモリは容量・メーカーの種類を揃えなければいけないという人がいますが、容量・メーカーの種類は揃えなくてもあまり問題ないようです。
しかし、ごくまれにメーカーの相性により使えないこともあるらしいので、揃えられるなら揃えておきましょう。
今回増設するPC「Alienware r10」の初期状態で入っていたメモリのメーカーは「キングストン」でした。購入時期によってもメーカーは変わる可能性があります。
周波数は揃えなければ性能が低くなる
周波数は揃えなければメモリ本来の性能よりも低くなってしまうので注意しましょう。
- 2133MHz
- 2400MHz
- 2666MHz
- 3200MHz
のような周波数があります。
周波数の数値が高いほど一度に送れるデータ量が大きいことになりますが、それほど大きな速度の差は出にくいようです。
今回増設するPC「Alienware r10」の初期状態で入っていたメモリは3200MHzでした。
購入したメモリ
「Alienware r10」ではメモリを4枚セットできるようになっていますが、初期状態では2枚しか入っていなかったので追加で2枚購入しました。
キングストンのDDR4 3200MHz 16GBx2枚。
メモリ増設手順
メモリを増設してPC性能をアップしましょう!
1.PCの後ろ側のネジをドライバーで外す
赤い丸の箇所のネジを外します。
2.ネジを取った部分を引っ張る
引っ張るとPCのカバーが外れます。
3.カバーを取る
カバーを少し開いてから上に持ち上げるとカバーが取れます。
4.カバーを外したところ
5.PC後ろ側のロックを解除
赤い丸の2箇所、鍵マークのついた部分を上げます。2つとも上げておきます。
6.電源ユニットをどかす
力がいるのでゆっくり動かしましょう。
7.メモリを確認
メモリがセットされている箇所を確認しましょう。
写真では2つセットされていることがわかります。
8.メモリの外し方(メモリを外す場合)
種類の確認などで、メモリを外したい場合は上下のボタン(赤い丸の2箇所)を押してロックを解除してから引っ張ります。
9.メモリ増設
購入したメモリをセットしていきます。
空きスロットの上下のロックを解除してから差し込みます。少し力がいります。
カチッとはまり、上下でロックされます。
10.メモリ4枚セット
写真はメモリが4枚セットされた状態です。
11.電源ユニット
電源ユニットを戻し、鍵マークの2箇所を下げてロックします。
12.カバーを閉じる
下を入れてから上を押し込んで閉めます。
13.PC起動
Warning Messageが出ますが、「Continue」ボタンを押せば通常通り起動します。
14.メモリが増えます
今回購入したメモリ
今回はキングストンのDDR4 3200MHz 16GBx2枚を購入しました。
値段を抑える場合
周波数を2666MHzにすれば1万5千円程度で16GBx2枚の32GBを購入することも可能です。