最近大人の塗り絵や油絵、写仏など、絵を描くことが流行っており、僕自身絵を描くことにはまっています。
水彩画も、小学生のころから馴染みがあり、簡単に始められるということから人気が高いです。
そこで、今回は水彩画を綺麗に描くのコツやテクニック、あると便利な道具について教えてくれる、「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座」について紹介していこうと思います。
これから水彩画を始める人、水彩画がなかなかうまくならない人、絵画教室へ通う前に少しでも絵を上達させておきたいと考えている人など、参考にしてみてください。
詳しい教材の内容を知りたい人は公式ページをご覧下さい。セット価格で32184円です。(2018年4月の価格)
教材の評価
- どのような人向きの教材なのか
- 実際の内容はどうなのか
- 32184円の価値があるのか
ということが気になったので、順番に考えてみました。
どのような人向きの教材なのか
公式ページの説明には次のように書かれています。
- 初心者向け
- 高齢の方でもわかりやすく上達しやすい
- 毎日練習できない方でも大丈夫
- 経験者には物足りない
- 小学生には少し難しいかもしれない(テキストに漢字が使われている為、読んで教えてあげれば大丈夫)
つまり、この教材がおすすめなのは、「大人になってから何か新しい趣味を始めたい、休みの日や暇な時間を有意義に過ごしたい」「退職後に趣味を作って楽しみたい、外に出かけて絵を描きたい」といった人です。
次の項目「実際の内容はどうなのか」以降で、この教材は本当に良いものなのか深く考えいきます。
実際の内容はどうなのか
この教材の特徴
- プロの描き方を最初から最後までノーカットDVDで見れる
- 使用するプロ用の道具を教えてくれる
- どの色をどれぐらいの配合で混ぜるか、色の作り方まで細かく教えてくれる
- 専門用語を使わない
- 解説テキストも付いている
この教材の特徴を見ていると、初心者の為にわかりやすさにこだわっているということが伝わってきます。
32184円の価格設定は妥当か
まずは、「プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座」と一般的な他の勉強法とを比較していきましょう。
価格設定が妥当かどうかは、同じジャンルの他のものと比較することである程度みえてきます。
同じジャンルの他のものとは、水彩画を上達させるための本や水彩画の教室などです。
今回はこの「本」、「教室」と教材を比較してみます。
本との比較
映像の収録されている「教材」と「本」を比較することは難しいですが、情報量である程度比較することは可能です。
この講座は現在、32184円。
本屋などで売られている水彩画の本でしたら2000円程度が相場です。
1冊2000円として考えると、32184円の教材を買うのと16冊本を買うのがだいたい同じ値段になります。
教材は3ステップで解説しているものなので、教材1ステップと本5冊を比較するとわかりやすいですね。
本5冊というと、
のようなものが購入できます。
これと、教材の1ステップ分を比較すれば良いということです。
教材の内容は多く、ここで紹介すると文章が長くなりわかりづらくなるので、まだ確認していない方は公式のページで確認をお願いします。
比較すると、本の方が若干情報量が多いと感じるのではないかと思います。
しかし、この比較の方法には落とし穴があります。
それは、「本だと同じ情報が被ることが多い(特に初心者用の本)」「内容が被っていない本はそれほどたくさんない」ということです。
同じ情報にお金を出していてはそれこそ無駄遣いです。
また、本で勉強する場合は文字を読まなければいけないので、実際に絵を描いて練習するのとは別にそれなりの時間が必要になりますし、結構疲れます。
絵を描く前に疲れていては元も子もありません。
また、当然ですがわかりやすさにも違いがあります。教材の動画を見ながらの方がわかりやすいはずです。
本との比較 結論
文字を読むのが苦にならない人で、時間と体力と多少の無駄なお金を出してでも「安い方が良い」という人は本が良いけれど、そうでない人は教材の方が良い。
また、値段もそこまで違いはなく、1ステップ分と本5冊と比較すると良い。
教室との比較
教室と比較する為に、まずは時間と料金を比較します。
一般的な絵の教室は週1回の1レッスン2時間で月1万程度と言われています。(入会金や題材費、交通費、雑費は除く)
これは8時間で1万円ということです。
今回の教材のDVD時間の合計は732分(12.2時間)で、教材の料金は32184円です。(他にもテキスト等の教材がたくさんついていますが今回はDVDの時間のみで比較)
8時間に揃えて比較すると
教室:8時間10000円
教材:8時間21104円
つまり、時間で比較した場合、今回の教材は教室よりも約2.1倍高いということになります。
しかし、これにも落とし穴があります。
それは、「内容の充実度」です。
教室の場合、簡単なレッスン内容であったとしても、受講者が理解しなければずっと同じレッスンが繰り返されてしまいます。
それに比べ、DVDで繰り返し見ることが可能な教材では、同じレッスンが繰り返されることはありません。
しっかり12.2時間で基本をマスターできるよう充実した内容になっています。
途中、理解できないところがあっても繰り返し何度も見れば良いだけです。
明らかに、内容の充実度は教材の方が2.1倍以上高いと考えられます。
ただし、もしかすると教材の映像の解説がグダグダかもしれませんし、講師の解説がものすごく下手かもしれません、あるいは映像が見にくいかもしれません。
そのような不安を解消する為に、サンプル動画をみておきましょう。
僕はわかりやすく見やすい動画だと思いましたが、わかりやすいかどうかは人によって違います。
教室との比較 結論
内容の充実度で考えると明らかに教材の方がお得。
教室向きの人:
- 実際に先生と合って面と向かってコミューニケーションを楽しみながら学びたい
- 抽象画のような特殊なものを描きたい
- 上級者になるまで同じ先生に教えてもらいたい
教材向きの人:
- 教室向きの人以外
まとめ
今回の教材は一度買ってしまえば何度でも使えますし、家族、親子、友達と一緒に、好きな時間に学べます。
また、自分が学んだ後に、だれかにプレゼントすることだって可能です。
本気で水彩画を学びたい人、ノーカット動画を観たい人は注文しておくと良いでしょう。
以上「【評価・評判】プロ直伝!いきなり上手に描ける水彩画講座・教材」でした。