僕は映画が好きで、週に3、4回ほど映画館で映画を観たり、家でもネットの動画配信サイトを使って映画を観ています。
特に、不思議な気分になるSFや考えさせられる映画を観ることがすきです。
そこで今回は、映画を観た後に不思議な気分になる、不思議な世界観の映画や考えさせられる映画をいくつか紹介していこうと思います。
不思議な世界観の映画
わたしを離さないで
2017年にノーベル文学賞を受賞したことで有名な、英国作家カズオ・イシグロの名作ですが、実は映画化もされています。
舞台は1990年代末のイギリス。
主人公のキャシーたちがいる寄宿学校は、明らかに秘密を抱え、ある目的の元に子供達に偏った教育を受けさせています。
そのことに徐々に気がついていく主人公のキャシーを含めた登場人物たち。
この物語の軸となる大きな秘密は、このまま化学や医療が進歩し続けた場合、考えられないことではない未来なのかもしれません。
読者はそのことについて深く考えさせられ、衝撃のラストへと読み進めます。
ナミヤ雑貨店の奇蹟
次々とミステリーを出版するベストセラー作家、東野圭吾の作品とは思えないほど、ほっこりとした気分になれるこの作品。
ナミヤ雑貨店は、かつて悩み相談を請け負っていた古い家。
悩めるキャラクターたちを救うため、時空を超えて交わされる、温かな手紙交換。
最後に真実が明らかになった時、そこには深い感動と驚きがあるのです。
ドグラ・マグラ
この原作の本は、読んだ人は混乱し、数時間以内に一度は精神に異常をきたす、などと言われているものです。
「ドグラ・マグラ」の舞台は、大正15年頃の九州帝国大学医学部精神病科。
奇妙で不可解なストーリー、独特の世界観に、おびえながら観る人も多いかもしれません。
あなたの精神に異常をきたすかどうか、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
帰ってきたヒトラー
現代のドイツにヒトラーがタイムスリップしたら、という設定の作品。
ヒトラーに対する数々の肯定的な描写に物議を醸したけれど、それがかえって引き寄せられる展開となっています。
ヒトラーを単純に悪魔化するのではなく、リアルな姿を描くことで、よりその危険性が表現されていると感じられます。
アップサイドダウン 重力の恋人
アバター
リザとキツネと恋する死者たち
パンズ・ラビリンス
ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
人生スイッチ
うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
この映画を知っている人は、アニメが好きな一部の人かもしれません。
しかし、実は隠れた名作で、僕はアニメ映画の中では旧作のドラえもん映画やルパン三世カリオストロの城などと並ぶ、トップクラスのSF傑作アニメだと思っています。
監督は攻殻機動隊の押井守さんで、独特の世界観を出してします。
アニメなので子供はもちろん、大人まで(むしろ大人の方が)楽しめる作品になっていますので、まだ知らない人は是非観てみて下さい。
あたるの通う友引高校は、本番を明日にひかえて文化祭の準備に大わらわ。だが……翌日になってもやはりあたるたちは文化祭の準備をしていた。実は友引高校のみんなは同じ日を延々と繰り返していたのだ。