勉強

勉強は塾と家庭教師どちらが良い?徹底的に比較しました

中学受験、高校受験、もしくは日々の成績維持など。

そろそろお子様の為に塾や家庭教師といったものを利用しようかどうか考えていらっしゃる方も多いと思います。

できれば子供には最高の物を、とはいえ、そこにはやはりコストの壁という物がありますよね。

さらには、それぞれの抱えるリスクや、お子様との相性も気になります。

ですからここでは、様々な角度から、お子様に適したものはどれであるのか、その真相に迫ります。

コスト

まずは家庭教師と塾、その単純なコストで比べてみましょう。

家庭教師 3万円~5万円(2教科)

もちろんどの業界においても、料金というのはピンキリですが、家庭教師業界はその度合いがかなり濃い業界です。

例えば、小学生の普通学習の場合、アルバイト学生(中~低ランク4大)の場合だと、1時間1200円前後が相場となりますが、これがプロの家庭教師になると3千円前後になります。

これが受験対策となるとさらに倍。

教える家庭教師が、実績のある人気教師だとさらに倍、東大京大卒の人になるとまたさらに倍など、最終目標がどこになるかなどにもより、ここから先は青天井です。

だいたい相場としては、月16時間(週2で2時間)が相場となりますので、お安い方で3万円前後。

時給3千円前後の方を家庭教師にした場合は、月当たりの費用はだいたい5万円前後になり、よほど高学歴の家庭教師を頼まない限りは、この辺りが一般相場となるでしょう。

もちろんこれも、家庭教師派遣会社や地域性によって若干異なります。

 

集団指導型の塾 3万円前後 (5教科)

塾の場合は、まずは集団指導型と個別指導型の二つがあるということを認識しましょう。

ここからはその中でも集団指導型の塾の話になりますが、これは、なにより地域性(塾の家賃があります)に大きく左右されてしまうのですが、普通相場としては3万円が相場といったところでしょう。

これだけを見ると、学生バイトの家庭教師より安いのですから、やはり家庭教師と比べるとお得感はありますよね。

ただ塾の場合、夏期講習や冬期講習、定期考査前の特別学習など、塾によっては追加の講習のお誘いなどがある場合があります。

更に受験目的ですと、受験前には必ずと言っていいほど追加料金のある特別授業が存在します。

この点から、塾は家庭教師に比べてそこまで安いわけではないとする家庭教師の宣伝サイトもありますが、このからくりの裏には教える教科数があります。

そう、塾は5教科、家庭教師は2教科なのです。

もちろん、家庭教師で5教科受けることもできますが、そうなると単純に増やすのであれば単純に2.5倍です。

やはり、集団指導型の塾が安いのは間違いないですね。

 

個別指導型の塾 約2万円~4万円(2教科)

個別指導型塾も家庭教師と同じで、普通は2教科(英語+不得意教科)での受講が主流です。

ですのでここでも、2教科分のお値段ということになりますが、1授業の単価が約2千円~5千円で週2回というのが相場ですから、1か月あたりの価格は約2万円~~4万円ということになります。

もちろん、これも地域制やレベル、全国9の有名塾か私塾かなど様々な条件で前後してきますが、家庭教師ほどの大きな幅はないと思っていいでしょう。

値段としては、わかりやすく、集団塾と家庭教師の中間ですね。

 

 

効果とリスク

ではそれぞれの効果とリスクについてみていきましょう。

家庭教師

効果

やはり家庭教師の効果として一番に考えられるのは、きめ細やかな指導です。

これは言うまでもないことですが、家庭教師のようなマンツーマンの指導が集団型の指導と比べて劣る要素はほとんど存在しません。

しかも生徒は、我が家の落ち着いた環境で学ぶことができます。

さらには、家庭教師と自分しかいない空間においては、苦手を恥ずかしがらずに質問することができますし、周りの目を気にすることも、行き帰りの誘惑も危険もありません。

質の高い教師であったり、適性の高い教師に偶然当たったりすれば、そこで得られる学力の向上は、他のどの形態よりも格段に上なのは間違いありません。

そこには高い料金に見合う効果という物が確実にあります。

 

リスク

家庭教師のリスクで一番考えられるのが、教師の質です。

まったくの密室で行われる家庭教師の指導というのは、第三者の目が入りにくく、またその仕事を評価するというのもなかなか簡単なことではありません。

成績の上昇が物足りなくても、それが教師のせいなのかお子様の能力の限界なのかは、客観的に判断しずらいのです。

また、非常にまれなケースではありますが、異性の教師が担当になる場合(大手ではほぼありませんが)そこに恋愛感情が発生する場合があります。

その際のリスクについては、保護者様がお考えの通りですので、明記しませんが、稀なケースとは言え、ありえないケースではありません。

また、一方的なセクハラの事例も残念ながらあります。

また単純にお子様との相性が悪いこともありますし、安い学生バイトだと急な欠勤も多くなります。

 

集団指導型の塾

効果

集団指導塾の効果、一番はコスパなのですが、それ以外でいうと成果がわかりやすいというのがあります。

と言うのも、集団指導型の塾では、同じ先生に複数の成都が始動され、その指導内容も一律で同じになります。

そのとき、もしお子様の成績だけが伸び悩んでいるのであれば、それはお子様と塾講師の相性が合わないか、もしくはお子様の能力の限界ということになります。

しかし、その講師の授業を受ける生徒がみな成績が上がらないようであれば、それは、その講師の力量不足です。

このように、集団指導塾においては比較対象となる相手がそこに存在していますので、効果のほどが非常に分かりやすくなります。

また、同僚の講師や塾の管理責任者がその場にいますので、講師とのトラブルも起こりにくくなります。

 

リスク

一番のリスクは、きめ細やかな指導は望めないということです。

もちろん塾の講師陣も、きめ細やかな授業をしたいと思っていますが、やはり家庭教師や個別指導に比べれば、物理的に不可能な面は出てきます。

どうじても全体の成績アップが第一の課題になりますので、個別の苦手対策や悩み相談などは二の次になりがちです。

また、そこに集団がいる以上いじめなどの人間関係のリスクはどうしても生じます。

また送り迎えの手間、夜遅くになる行き帰りの危険、目の届かない部分でのサボりなども、念頭に置いておくべき当然のリスクとして存在します。

 

個別指導型の塾の効果とリスク

これに関しては、家庭教師と塾の中間と考えれば、それで間違いありません。

集団指導型よりきめ細やかで、家庭教師ほどもきめ細やかにはなりえない。

家庭教師よりは効果がわかりやすく、集団指導型よりはわかりにくい。

しいて言えば、個別指導型の塾であっても、普通の塾と同じように、行き帰りに関するリスクが存在するということになります。

 

 

性格別の適正

では次に、それぞれに適した性格のタイプをみていきましょう。

家庭教師 おっとりした子やコミュ力の高い子には向いている

家庭教師に向いているのは、どちらかといえばおっとりした子供です。

集団に入ってあまり目立たない子供や、気が優しくて緩やかな雰囲気を持っているような子供は、マンツーマンでの指導でないとその能力が伸びないことがあります。

集団の中で周りに取り残されるより、マンツーマンで自分のペースに合わせてもらうべきなのです。

また、コミュ力の高い子供も家庭教師向きの子供です。

一見、コミュ力が高いのだから集団指導塾がいいのではないかと思われるかもしれませんが、実はコミュ力の高い子は周りの空気を読んだりバランスをとったりしがちです。

それでは、集団の中でバランスメーカーになってしまい、学習への集中力は落ちてしまいます。

またコミュ力の高い子は、遊びへの誘惑に弱い側面もあります。

しかし、マンツーマンであれば、そのコミュ力の高さは教師に対して発揮され、いい関係を築いてその効果が大きく発揮されるのです。

 

集団指導型の塾 集中力の高い子や独立心の高い子には向いている

まず、集団指導塾に適している子供の第一条件は、集中力の高さです。

皆と同じに勉強するのですから、集中力が高くないと効果は十分に発揮されないのは言うまでもありませんよね。

そして、家庭教師の所でも書きましたが、意外に集団指導塾に向いているのが、独立心の高い子です。

まず、独立心の高い子は集団の中にあってもマイペースを作ることができ、塾という空間を自分のために利用することができます。

同時に、独立心の高い子は、マンツーマンの指導では教師とぶつかり合うことが多いのです。

しかも、独立心の高い子には、プライドが高い子も多くいますので、そういった場合は集団の中での競争に非常に大きなモチベーションをえることができます。

つまり、集団指導型の塾に適している子は、集団の中にあっても集団に埋もれてしまわないタイプの子供といえるでしょう。

 

個別指導型の塾はある意味万能型

個別指導型の塾は、ある意味どういった性格のお子様にでも対応できるようにできています。

特に大手の個別指導塾になると、性格別のマニュアルなどもあって、その対応の幅は広くなっています。

やはりここでも、家庭教師と集団指導型の塾の中間ととらえるのがいいでしょう。

 

 

迷ったら個別指導型塾

基本的に、コストを無視して結果を求めるなら家庭教師一択で、コストを抑えるなら集団指導型の塾となります。

しかし、お子様の性格を考えてどちらかを選んだり、リスクを回避してどちらかを選択肢から外すということはあるでしょう。

それこそ、お金を無制限に投入して、質の高いプロの家庭教師を頼めば、何の問題もありません。

しかし、もし、どちらが向いているのかに迷った場合は、個別指導型の塾を選ぶというのが、いまのところ無難ではあります。

せっかくですから、しっかりとお子様の個性や避けるべきリスク、そして経済状況を把握してより良い結果になるように考えていきたいものですね。

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以上「勉強は塾と家庭教師どちらが良い?徹底的に比較しました」でした。

 

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