目に優しい鑑賞法
現在の液晶TVサイズになってからは、週末は家でDVDをレンタルしてゆっくり観る、という方は多いと思います。
中には映画が好きで、ワイド画面の液晶TVや3D対応の液晶TVを購入して楽しむ派や、小さいけれどホームシアター式の機材を購入して壁をスクリーン代わりになど、様々なこだわりを持っている方から、ジャケ買いならぬジャケ借りして楽しむ方も。
皆さんはどうやってDVDを観ているのでしょうか
ホームシアターがある方は、部屋を暗くして傍らにお酒とおつまみ、という方もいれば、ホームシアターは無いから、液晶TVで部屋を暗くして映画館の雰囲気を出して、という方もいらっしゃると思います。
実は、液晶TVで「部屋を暗くする」のは、目を悪くする見方なのです。
「TV」と「ホームシアター」の違い
ホームシアター
ホームシアターは、光を発して映像を写しているので部屋を暗くしないと全く見えません。
映画館とホームシアターは仕組みが同じなので、どうしても部屋を暗くしないとみる事が出来ないのです。
テレビ
しかし液晶TVは「TV画面自体が『光を放っている』」ので、わざわざ部屋を暗くしないでも鮮やかな画像を見る事ができます。
それともう一つは、TVを見る時の基本「電気を明るくして見る」のが最も正しいTVの観方なのです。
TVの鑑賞法
ニュースの記者会見には、あらかじめ映像が流れる時は「ストロボの点滅に注意してください」というテロップが流れます。
アニメを見る時には必ず「部屋を明るくしてみましょう」テロップが最初に付くようになったのは、アニメ「ポケットモンスター」での「点滅の過剰演出」からです。
正しい名称は「光過敏性発作」と言って、連続したストロボ画像ややチカチカと激しい点滅を見続けることで、体調不良、頭痛や吐き気に眼・視覚系症状が現れるのです。
実際の事件では入院する子供まで出ていました。
いくら部屋を明るくしても、映画のDVDでは演出上(CGを多用したSF映画などは特に)点滅や、まばゆい光を使用することがあります。
ちゃんと光過敏性発作を起こさないように計算していますが、部屋を暗くしてテレビを見るのはやめたほうがよいでしょう。
部屋を明るくしてTVから距離をおく事が基本です。
意外と穴場?カラオケBOXを利用する!
どうせなら、同じ映画が好きなみんなとワイワイ楽しみたい!という方は、ホームシアター完備のカラオケBOXでのDVD鑑賞会もお勧めです。
部屋代と飲食代はかかりますが、DVDを持ち込めばOK!(持ち込み可能な店のみ)
店舗によっては予約もできますし、飛び込みなら週末より、平日がおすすめです。
ホームシアター方式なら、ちょっとした貸し切り映画館気分が楽しめます。
時間を逆算して二本立て上映もよし、会が終わったら追加で飲み物等を頼んでもよし、会計を済ませて二次会で映画の話で盛り上がるのもいいですね。
大勢で一つの作品を見る楽しさも映画の醍醐味の一つです。
ホームシアター
「ホームシアター・シネマプロジェクター(Amazon)」
アニメや映画を大画面で観ることのできるプロジェクターを持っている人は少ないと思いますが、一度使うと普通のテレビでは物足りなくなります。
最新のものでは110mm x 95mm x21mmとものすごく小さくデザインの良いものが出ており、明るさも1000ルーメンと十分です。(2016年10月)
数年前の大きなプロジェクター以上の性能があるので、画質や明るさで困ることはまずないと思います。
最新の大きいものだとさらに性能は良いのですが、場所をとってしまい設置が大変になるので、個人的には専用の部屋がない場合はできるだけ小さいものをおすすめしています。
天井に照射することで寝ながら見ることも可能です。
まとめ
様々なDVD映画を観てきましたが、一人で楽しんだりみんなと楽しんだり、どんな作品でも映画心を豊かにしてくれます。
いつまでも映画やDVDを観たいなら、目を大切にしながら鑑賞しましょう。