アウトドア気分を楽しめる自宅キャンプ
数年前から自宅キャンプ、グランピングの人気が高くなっています。
さらに、最近「ゆるキャン△(Amazonビデオ)」という日常系キャンプアニメ(キャンプの基本も学べるアニメ)が人気なことから、キャンプに興味を持つ人がますます増えています。
いきなり施設へ行ってキャンプをするのも難しいと思うので、まずは自宅キャンプから始めてみてはどうでしょうか。
知らない人にとってみたら「自宅キャンプ」という、熱々のアイスクリームと言われているような違和感を感じるかもしれません。
しかし、実際に知ってみると、とてもお勧めできる楽しい事なのです。
そこで今回は、初心者の方でもしっかり楽しめる、自宅キャンプを楽しむおすすめの方法について紹介していきます。
自宅でできるキャンプなので寒い冬でも、暑い夏でも、年中楽しむ事が可能です。
冬には、暖かいおうちの中やウッドデッキ、お庭で繰り広げられるアウトドアライフを、夏にはハンモックやクーラーを使って、涼しい夏のキャンプ気分を味わってみてはいかがでしょうか。
家族でも友達でも、恋人でも楽しめるはずです。
自宅キャンプとは
自宅キャンプとは、自宅の庭やウッドデッキ、もしくは室内でアウトドア用品を使うという事です。
温かいシーズンに使ったアウトドア用品を放置させる事なく冬場にも有効活用でき、キャンプ用品も傷まずにすむでしょう。(テントなど、放置しておく事で劣化するものが多い為)
自宅キャンプの内容
自宅キャンプ(グランピング)の内容は様々です。
本格的なキャンプを思わせるようなものから、晩御飯にキャンプっぽいものを食べる、というお手軽なものまであるので、アウトドア上級者から初心者まで、庭やベランダ、室内でも可能なのです。
誰でも気軽に楽しめて、ちょっとした非日常感を楽しめる「キャンプごっこ」と思ってもらうとわかりやすいかもしれません。
僕は昔から懐中電灯やランプが好きだったので、自分の部屋に集めて、暗くなった夜中にライトをつけて遊んでいました。
それも一種の自宅キャンプといえるでしょう。
自宅キャンプご飯を楽しむ方法
キャンプといえばご飯です。
まずはキャンプ気分を味わう為の、ご飯を食べる方法から紹介します。
キャンプご飯は食器から
まずは、キャンプの楽しみの一つ「キャンプご飯」です。
本格派から、気分を味わうようなものまで、いろいろな楽しみ方ができます。
まずは最も簡単な、キャンプご飯の楽しみ方から紹介します。
簡単なキャンプご飯といっても、簡単なキャンプご飯のレシピではありません。
「食器類」でキャンプ感を出すのです。
いつも食べているお箸やお茶碗、お皿といったものは使わず、本格的なキャンプ用品の食器を使うのです。
キャンプ用品を持っていない人は使い捨ての紙食器も良いでしょう。
料理も、大きな皿やいつものお鍋ではなくて、キャンプで使うダッチオーブンなどを使って作り、そのまま食卓へだすのも楽しいです。最近ではIHに対応したものもあります。
炊飯器で炊いたご飯を飯盒に詰め直すのもおすすめです。
ランタンの灯でご飯
個人的に、キャンプといえば「ランタン(楽天、Amazon)」です。
ランタンがあるのとないのとでは雰囲気が全く違ってきます。
僕はランタンは何個も持っているのですが、キャンプ気分を楽しむことはもちろん、癒しの効果もあるのではないかと思っています。
電気のランタンでも良いですが、特にオイルランプがお勧めで、ゆらゆらと揺れる優しい火の光を楽しめます。
ただし、火を使うので扱いには十分に注意し、子供がいる場合には特にしっかりと注意しておく必要があります。
上で紹介したような食事を、部屋の明かりやテレビを消し、ランタンの灯りだけで食べるのを想像してみて下さい。
それだけで、キャンプ気分が味わえるということが良く伝わるのではないでしょうか。
食事でなくても暗い部屋や暗い庭でランタンをつけているだけでも十分に楽しめます。
庭やウッドデッキでキャンプご飯
ある程度の広さのお庭やウッドデッキがある人は、半屋外でキャンプご飯を食べるのも良いでしょう。
そして、室内でないところでキャンプっぽいごはんを作るとなれば、迷うことなくバーベキュー、BBQでしょう。
この庭やウッドデッキでBBQというのは、本当に便利で楽です。
食器は台所からもってこれますし、肉もクーラーボックスではなく冷蔵庫に入れておけるので安心です。
BBQセットを持っていなくても、キャンプ用簡易テーブルの上にホットプレートを置けば良いのです。
冬にグランピングをするなら、延長コードを使い電気ストーブを置いて楽しめば良いのです。
※石油ストーブやBBQは火事になる危険もあるので注意しましょう。
ベランダでキャンプご飯
庭やウッドデッキでなくても、ベランダでグランピングをするのも非日常感を味わえるので良いでしょう。
ただし、マンションやアパートの場合「ベランダで火気厳禁」ではないことを確認する必要があります。
煙や匂いも出るので、お隣や近隣への気配りも必要です。
また、それがOKでも、流石にベランダに通常のBBQセットを出す訳にはいきません、下手をすれば火事と間違えられます。
そこでオススメなのが「無煙炭火バーベキューグリル(Amazon、楽天)」です。
煙や匂いが出ないように作られているので安心です。
キャンプの夜を楽しむ
ご飯を食べたら、お楽しみのキャンプの夜です。
流石に自宅ですのでキャンプファイアーは出来ませんが、キャンプの夜の雰囲気を存分に味わうことなら簡単です。
ランタンを使う
ご飯を食べる時にもランタンを使うことをお勧めしましたが、ランタンはどこでも使えるので本当にお勧めです。
いろいろな自宅キャンプ感を味わいたいなら、ランタンを使いましょう。
部屋を真っ暗にして、ランタンの灯りの中で、布団に寝転び家族で色んな話をする、カップルで寄り添うなんていうのも、キャンプ感満載で素敵です。
ホームプラネタリウム
ホームプラネタリウムを使うのも良いかもしれません。
お部屋の天井に満天の星を投影して楽しむキャンプ感は、キャンプというカテゴリーを超えて、楽しい時間を演出してくれるに違いありません。
寝袋を使う
ランタンで過ごす夜。これにさらにキャンプ感をプラスするなら、寝袋です。
普段からアウトドアを楽しむ人にとっては、必携のアイテムである寝袋ですから、新たに買い揃えるわけではないので出費の心配もいりません。
普段からキャンプはしない人でも、本当のキャンプをする時にも間違いなく使えますので、買っておいて損はないでしょう。
たとえキャンプをする予定がないとしても、地震や天災が起こった時、寝袋があるのと無いのとでは避難生活の質に格段の差が出ます。
なので、防災グッズとして持っておいても良いかもしれません。
寝袋の使い方は簡単です。
布団を敷かず、床に直接寝袋をおいて寝るだけです。
下が硬いときには、キャンプ用のクッションマットを引けばさらにキャンプ感は高まります。
寝袋に入って寝転んで、見上げた天井には満天の星がある。
もう、ほとんどキャンプそのものです。
室内テント
もう本当に家でキャンプをしたい人は、テントを張ってしまいましょう。
室内でのテントは、かなり無茶で無謀な話をしているように聞こえるかもしれませんが、ある程度のスペースさえ確保できれば、そんなに難しいことではありません。
というのも、最近のテントはペグで地面に打ち付けないと張れない、といったものだけではありません。
大抵のテントはワンタッチで、すぐに張れるものですので、床に傷をつけることもなく、準備に大変な手間がかかるわけでもないのです。
ワンタッチテントにもペグはついていますが、風で飛ばないようにするものなので、室内では当然必要ないです。
テントを使うとほぼキャンプです。
むしろ普通のキャンプでさえ味わえないような、異次元の非日常感を味わえます。
室内でテントを使った場合、ランタンの灯りと満天の星、そしてテントと寝袋。しかし、よく目を凝らすとそこは部屋の中なのです。
庭にテント
ウッドデッキやお庭をお持ちの方は、もう外でテントを使いましょう。
冬にキャンプが出来ない一番の理由は、寒さにあるのですが、自宅キャンプなら電源コードを引っ張ってきてヒーターを付けることが出来ます。
そういう意味では、庭は冬でも、寒くてもキャンプができる最高の場所なのです。
ただ気をつけることは、石油系のヒーターや、電気ヒーターでも熱源が暑くなるようなものは危ないので使ってはいけません。
こんな時使えるのが、オイルヒーターです。
オイルヒーターは、表面温度が60度ほどにしかならず、火災の心配は殆どありません。
※ヒーターを使用する時は火災に十分注意しましょう
また、庭であれば、室内の電気ポットで沸かしたあったかいコーヒーやココアも飲めます。
キャンプに持っていくにはちょっともったいない、とっておきのウイスキーでホットウイスキーを楽しむことも出来ます。
冷蔵庫から、スイーツを出してくることも出来ますし、夏と違って虫もいません。
ある意味、本物のキャンプより贅沢な、リッチな時間を堪能できます。
庭でホラー映画
庭のテント内で映画を観てみるというのも、非日常を味わえて面白いでしょう。
最近ではタブレットやポータブルDVDプレイヤーでも映画を観られるので、簡単に外で映画を楽しめます。
映画のジャンルは、ホラーをおすすめします。
なぜなら、普段慣れている安心感のある室内で観るのとは違った怖さを感じることができるからです。
ただし、怖すぎて夜眠れなくなる恐れもあるので心配な人はやめておくか他のジャンル、もしくは室内で観るようにしましょう。
→【正統派おすすめホラー映画】閲覧注意!ランキングYahoo評価付き
ハンモック
寝袋やテントの他にも、ハンモックを使ってキャンプ感・非日常を演出することができます。
人によって好みもあると思いますので、テントや寝袋、ハンモックから好きなものを選ぶと良いでしょう。
キャンプを学ぶ
さらに本格的なキャンプを学びたい人
- タープのセッティング
- 炭を使った自宅で楽しむBBQ
- ガスバーナー
- ファッション
- キャンプの灯り
- テントのセッティング
など、はキャンプの本を読んで学びましょう。
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まとめ
自宅でキャンプ気分を味わうなんて難しいと思っていた人もいるかもしれませんが、実は結構簡単です。
しかも、遠出してキャンプするよりも圧倒的に楽で、簡単、更に本当のキャンプでは出来ないちょっとラグジュアリーな過ごし方も出来てしまうお得感。
一度やってみると病みつきになるかもしれません。
今回の記事が家でグランピングをする人の参考になればと思います。
家でグランピングする為の道具を揃えるのが面倒だったり、より本格的なキャンプ気分を味わいたい人は施設へ行くのが良いでしょう。
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以上「【グランピング】施設にいかずに庭や室内でキャンプ気分を楽しむ方法!」でした。