奥が深いもので考えさせられることは、人生においてたくさんあります。
学校生活で影響力のある先生に教わったことや、偉大な両親の教えなど、自分を高みにあげてくれる手助けしてくれる存在は大きく、偉大です。
奥が深い本を読むのも人生においては役立ちます。
本から得ることのできる情報量はとてつもないものです。
人生がより豊かになりますし、先人の知恵などが凝縮されたものが書籍なのです。
そこで今回は、人生について考えらせられるものを紹介します。
読書感想文にも最適な本なので、読書感想文の本選びに迷っている人は参考にしてみてください。
考えさせられる本
こころ
まずは夏目漱石のこころでしょう。
すでに読んだことのある人も多いとは思いますが、おすすめの1冊です。
できれば思春期の頃に一度は読んでおきたい著作です。
もちろん、大人になって読み返すのも、また違う味わいがありオススメです。
複雑に入り組んだ人間関係について学ぶことができますし、人を愛すことの大切さ、切なさ、はかなさが描かれています。
古い作品ですが、決してそう感じさせるものがなく、今の映画のような新しさもあります。
いつの時代にも、恋愛における悩みなどは世界共通で時間など関係ないということがわかります。
罪と罰
長編ですが、ロシアの文豪、ドストエフスキーの罪と罰も読んでおいて欲しい1冊です。
人生について考えるきっかけをくれますし、作品の青年の気持ちなどがリアルに伝わって来ます。
人が持つ、繊細な気持ちや考えは、万国共通であると認識します。
時間がある長期休みなどに読まれるのがおすすめです。
10代の頃に読むと一層、心理状態もわかって、ためになるでしょう。
上下巻あるので、無理せずに自分のペースで読み進めることをおすすめします。
舞台やドラマなどでも色あせることない名作です。
仮面の告白
三島由紀夫の仮面の告白も奥が深いです。
独白スタイルをとっており、作家三島の苦悩がありありとわかります。
文庫本で気軽に読むことができるので、作家三島由紀夫が好きな人も、一つの作品として読みたい人も誰にでも読みやすい作品です。
今では赤裸々な内容の書籍などは一般的になり珍しくありませんが、この当時の環境を考えると、なかなかセンセーショナルな中身になっているでしょう。
時代背景なども考えると、書籍というものは本当に時空を超えて存在するので、知的好奇心をいつまでも探究することができる貴重な資料といえます。
星の王子様
星の王子様は、子供から大人まで、全ての人におすすめできます。
読みやすい軽めの本ですので、一気に読めるのもポイント。
タイトルはあまりに有名で、多くの人に知られていますが、実際に読んだことがある人は意外と少ないのではないでしょうか。
ポップな内容でありながら、それでいてしっかり、人生について考えることができる奥が深い内容になっています。
それから
夏目漱石のそれからもおすすめです。
夏目漱石は千円札の肖像画でも有名ですが、作品としては人生について書かれたものが多いです。
人生の意味や価値について、誰もが共感できる普遍的な内容を描いたら一番といってもいいくらいの作家でしょう。
全ての作品が読みやすい文体・内容ですが、これから夏目漱石を読もうと思っている方の導入として「それから」はおすすめの作品です。
坊ちゃん
夏目漱石作品では、坊ちゃんもおすすめです。
吾輩は猫である
さらに、夏目漱石作品を続けて読みたい人には吾輩は猫であるもあわせておすすめします。
まとめ
昨今は、スマホやネットの普及で、書籍を手に取って読むことが減った人がほとんどではないでしょうか。
しかし、書籍には先人の知恵などが凝縮され、今後の人生を豊かにしてくれるものも多いので、ちょっとした空き時間に本を読んでみてはどうでしょうか。
電子書籍でも著名なタイトルの作品は読むことができるので、時間のあるときに読んでみましょう。
きっと、人生について深く考えたり、新たな角度から物事を見つめるきっかけを与えてくれるはずです。
また、言葉の豊さも同時に学びなおすことができます。
以上「【読書感想文】考えさせられる!人生・考え方が変わるおすすめの本」でした。