iPhone12で撮影した動画をLINEで送信、Macへ送信する時、動画が色あせた感じになってしまいます。
今回は、動画の色を変えずにデータ送信する方法を紹介します。
動画の色褪せ
色褪せはHDRが原因
動画の色が変わってしまうのは「HDR」によるもののようです。
iPhone12は初期設定で、このHDRがオンになっています。
HDRとは:通常の撮影の場合は、主要被写体が適正露出になるよう撮影を行う。そのため、明暗差が大きい場合には、太陽などの飛び抜けて明るい部分は白く飛び、暗部は黒く潰れることがある。これに対し、ハイダイナミックレンジ技法では、露出を変えつつ複数枚の写真を撮影し、それらを合成することで白飛びや黒つぶれの少ない幅広いダイナミックレンジを持つ画像(ハイダイナミックレンジイメージ)を生成する。
引用:ウィキペディア
明暗の差が激しい場所での撮影の場合、HDRをオンにしておくと綺麗な動画を撮影することができます。ただし、撮り方によってはのっぺりとした質感になってしまうこともあるようです。
明暗の差が激しくない場所で撮影する場合や、常に自然な質感で撮影したい人、データ送信時に色褪せてしまうのが嫌な人はHDRの設定をオフにしておきましょう。
色あせの対処法 HDRをオフにする設定手順
iPhone12で撮影した動画を送る際に、動画が色褪せないようにするにはiPhoneの設定を次のように変更しておきます。
「設定 > カメラ > ビデオ撮影 > HDRビデオ」このHDRビデオをオフにしておきます。
これで撮影した動画を色あせることなくLINEやMacへ送ることができます。