今年の夏は毎日暑い日が続いておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
夏休みに入って、子供と遊ぶ機会が増えていると思いますが、今年の猛暑は「命にかかわる暑さ」で、暑さ自体を災害指定しようかという話が出るほどの凶暴さ。
いくら元気な子供でも、外で遊ぶのははっきり言って危険です。
そこで今回は、大人と子供が本気で対戦できる、おうちで遊べる夏休みにぴったりのお勧めの家遊びをご紹介します。
おすすめの家遊び
カルタ
日本語能力アップに最適!
カルタなんてお正月の遊びじゃ?と思っている人も多いと思いますが、別に夏にやっても大丈夫です。
しかもカルタは「いろはかるた」から「百人一首」まで、さまざまな種類が存在していて、プレイヤーの年齢に合わせて子供から大人まで楽しく遊ぶことができます。
いろはかるたはことわざを、百人一首に至っては高校、大学受験にさえ役立ちます。
また、カルタは結構体力を使うスポーツの側面もありますし、競争するゲーム性や人との距離感のとり方など情操教育にも最適。
最近では、国旗カルタ、都道府県カルタ、恐竜カルタと雑学系カルタもたくさんありますので、好きなカルタを買って遊んでみるのもいいかもしれませんね。
知識のある人が有利になるようなものでなく、純粋な反射神経と瞬間記憶での勝負ができるカルタを選びましょう。
大人と子供で勝負しても楽しめるはずです。
キュボロ
去年から話題になっている最年少棋士藤井聡太7段(2018年7月現在)。
そんな藤井聡太7段が、子供のころ使っていたことで話題になっている3Dパズルのキュボロ。
立体的な思考と、空間把握能力が飛躍的に向上すると話題のこのおもちゃですが、実はお値段が安くないうえに藤井聡太7段効果で品切れ続出。
そこで、注目なのはキュボロそっくりの類似商品。
「HABA社:クーゲルバーン」「KUMON:くみくみスロープ」「ヒルパック社:スカリーノ」などは、キュボロとほとんど同じなうえ、値段もお手頃で今はまだ売切れてはいません。
年齢は低いほど教育的効果は出るみたいですが、実は大人が遊んでも結構ハマります。
関連記事:キュロボ類似品比較
ボードゲーム
ここで基本に立ち返って、おすすめするのはボードゲーム。
そう、将棋や、囲碁、オセロ(リバーシ)といった家遊びの基本中の基本ともいえるツールです。
こういったボードゲームは、ルールを覚えて面白さを発見していくと延々といつまでもできてしまう理想的な家遊びツールです。
そんなボードゲームの中でお勧めなのが、オセロ。
オセロはルールがとにかくわかりやすいのですが、案外奥が深く、子供と大人関係なく対戦できます。
一度本気でオセロを勉強してみてはどうでしょうか。
また、藤井聡太さんの影響ではないですが、将棋もおすすめです。
将棋自体の正式な遊び方も言うまでもなく面白いですが、はさみ将棋や周り将棋(とことこ将棋)やま崩しや将棋倒し(ドミノ)など、様々な遊びのバリエーションがあるのもおすすめのポイントです。
休憩に遊ぶ際もそのまま将棋盤と駒が使えるのがいいですね。
屋内プラネタリウム
「夏はキャンプで星空を見る」そんな思い出を室内で作れる屋内プラネタリウム。
大きな家じゃないとできないと思っている人も多いと思いますが、今はそんな大掛かりな装置がなくても十分鑑賞できます。
家族で部屋に寝転んで天井に映し出される星を眺めてもいいですし、星座を覚えるのもいいでしょう。
一番のおすすめは、寝苦しい夜にゆっくり眠りにつく為の「睡眠の導入」に使う方法です。
子供にとってはキャンプ場で見る星空に勝るとも劣らない、大切な思い出になるはずです。
ベランピング
今、ひそかに流行の兆しを見せているベランピングは、なんとベランダで楽しむプチキャンプです。
もちろんベランダの大きな家であれば、より楽しめますが、団地のベランダでも大丈夫ですし、火気厳禁のベランダでも気分は楽しめます。
用意するのは小さなテーブルと椅子、雰囲気を出したいならビーチパラソルもいいですね。
火気厳禁のベランダなら延長コードでホットプレートを引っ張ってくれば良いですし、それも無理なら台所から食事を運んでも良いでしょう。
アウトドア風の小物で飾れば、雰囲気抜群の楽しみ方ができます。
すぐ近くにクーラーのきいた部屋があるのですから、熱中症対策も抜群ですよね。
オーブン陶土で陶芸
正式名称「低温度硬化型粘土」というオーブン陶土。
このオーブン陶土を使うと、なんとおうちのオーブンで陶芸ができてしまうんです。
陶芸の初めは、言うまでもなく粘土遊びのようなものですから、子供が喜ぶことは間違いないですし、陶器の器はもちろん小物やアクセサリーなど、夏休みの工作もハイセンスに決められます。
オーブン陶土専用の耐水耐油コートを使えば、食器としても使うことができますし、耐水耐油をせずに素焼きの物なら、アロマストーンなども作れます。
子供にとって、家族と一緒に物を作るのは本当に楽しいものです。
しかもそれが粘土遊びのようなもので、さらに食器や小物として形が残り、夏休みの工作として学校でも自慢できるとなれば、大喜び間違いなしですね。
段ボール工作
夏休みの工作にも最適な遊びといえば、段ボール工作。
段ボールは家によくあるものですし、切りやすい、折りやすい、耐久度が高い、そして何よりけがをしにくいと工作の素材には最適なのです。
丸めてボールとバットを作るという単純なものから、耐久度をいかした段ボール家具作りなど、子供の年齢に合わせて難易度も完成度も自由自在。
熱くならないLEDライトを使えば(熱を持つものは厳禁)メカチックなロボットなども作れて、気が付けばお父さんの方が夢中になっていたりします。
女の子でも、おしゃれに色紙を貼ったり、人形のおうちや可愛い家具、アクセサリーが作れます。
年齢性別を問わず、しかもリーズナブルに遊べる万能選手です。
お弁当作り
毎日会社や学校などに出かけるご家族がいるならおすすめなのが、お弁当作り。
朝早く子供と起きて、毎日出かけていく家族にお弁当を作ってあげるのです。
もちろんそれは、オーソドックスなものでも構いませんし、少し慣れてきたらちょっと高度なキャラ弁づくりにチャレンジしても良いかもしれません。
前の日からどんなお弁当にするのか絵を描いて、それを記録していけば夏休みの自由研究にもなりますし、夏休みが終わった後、家族に作ってもらえるお弁当のありがたさに気づくこともできます。
お弁当作りは、衛生面・冷めてもおいしいメニュー・限られた空間に詰める工夫など、様々なことを考えなければいけませんから、結構頭を使います。
空き箱で写真を撮る ピンホールカメラ
科学知識を学びながら行う工作、夏休みの自由研究にも工作にもなるものでお勧めはピンホールカメラ。
特に夏の光が強い時期は、成功率が高いピンホールカメラは工作としても面白いですし、ものが見える仕組みなどを学ぶ上でもとても分かりやすいものです。
しかも、空き箱に穴をあけてパラフィン紙を使う簡単な物から、一眼レフを使ってカラー写真を撮る方法など、愛好家が存在するほど、難易度に差があるのもいいですよね。
ゴミになる空き箱を使うわけですから、リユースを学ぶこともできる遊びです。
本気のしりとり
しりとりなんてそんなもの...。
と思うかもしれませんが、実はこれがかなり白熱します。
小学校低学年くらいになると、しりとりの面白さにはまってしまって、一日中しりとりをしてしまう子もいるぐらい鉄板の遊びです。
子供だけの特別ルールとして「図鑑で調べていい」などといったルールを付け加えれば、今までで一番真剣に図鑑を読んでくれるでしょう。
さらに、その後に図鑑を使うことをダメにすると予告していれば、子供はものすごい勢いで覚えていきます。
そこにしりとり本来の「最後に濁点を持ってくる戦法」や「らりるれろで攻める戦法」「同じ文字を返す戦法」などが加われば、余裕顔をしていられなくなるのも時間の問題です。
きっと子供の成長と親の沽券の間で、ジレンマを覚える事でしょう。
ミニテーブルスポーツ
卓球にビリヤード、エアホッケーなどが卓上で楽しめるミニサイズ版があるのをご存知ですか。
これは様々なおもちゃ会社から販売されているのですが、例えば「エポック社 スーパーマリオ ストライクエアホッケー ATTACK」。価格は数千円です。
そしてこれが、お値段以上に盛り上がるのです。
というのも、このミニサイズ系のテーブルスポーツは、大人の身体の大きさが逆にハンデになって、子供との実力差がかなり近づくんです。
子供にとってもかなり良い運動になりますし、室内なら熱中しても熱中症の危険は少ないですよね。
きちんとゲームの勝敗の記録をとって楽しめば、夏休み中ずっと楽しめるレジャーになるかもしれません。
まとめ 外に出られないのではなく家にいられると考えて
最強熱波の到来で、外に出られないストレスは、子供も大人も同じ。
しかし、これを「外に出られない」のではなく、「家にいられる・家遊びができる」と考えることができれば、すごく楽しい気分になります。
究極の家遊びは「家で遊ぶ方法を考える」ことなのかもしれませんね。
以上「大人と子供が本気で対戦・遊べる!楽しくて面白いおすすめ家遊び紹介」でした。