漫画が原作の映画・ドラマ
最近はドラマの原作が小説や漫画も珍しくありません。
映画界でも漫画原作の実写映画はとても多く、連載中の漫画から「実写版を待っていた!」コアなファンを持つ待望の映画化まで様々!
今回は名(迷)作から最新作までをご紹介します。
海月姫
海月姫は映画化だけでなく、ドラマ化までされた作品ですが、個人的には漫画が一番面白いと感じています。
女性だけでなく、男性でも楽しめる少女漫画なので、まだ読んだことのない人はぜひ読んでみてください。
「本格オタク女子漫画」!
クラゲ大好きの女の子・倉下月海(くらした・つきみ)が暮らすアパートは男子禁制・オタク女子オンリーの天水館(あまみずかん)。
ある日、月海が溺愛するクラゲ・クララのピンチを救ってくれたおしゃれ女子を部屋に泊めたら……!?
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-
人気漫画でアニメ化もされ、今でもファンが多い作品なので知っている方も多いと思います。
当時は「実写は不可能」と言われていた作品だったので、21世紀になっての実写化は連載が始まった当時からのファンには衝撃でした。
完成度が高く、映画でこの作品を知った人まで虜にしました。
デビルマン(DEVILMAN)
2004年は漫画の実写映画化作品が多く、有名なのな『キューティーハニー』。
主題歌のリメイクと共に大ヒットしました。
それとは真逆に、デビルマンは正に「誰も知らない」に匹敵する興業収入だったそうで、第14回東京スポーツ映画大賞特別作品賞を取った審査委員長の北野武曰く「四大おバカ映画」と称されています。
漫画では良かったけれど実写化されてがっかりどころか抹消したいパターンです。
同じように、「シティハンター」(主演・ジャッキーチェン)もがっかりする映画の一つに挙げられます。
どう見てもジャッキー映画にしか見えません。
NANA
集英社の少女漫画『Cookie』で人気のNANAの実写版。
進学した恋人を追いかけて上京した「奈々」と、音楽という夢を追いかけて上京した「ナナ」が織りなすストーリ。
原作を忠実に再現している点と、映画と劇中歌の世界観が見事にマッチしていて、NANAの音楽関連作品もヒットチャートに入ったという点でも評価が高いです。
ア・ホーマンス
松田優作ファンなら、初めて松田優作がメガホンを取った映画作品として名前を知っている方は多いと思いますが、実はこれも漫画が原作です。
双葉社の「週刊アクション」から連載された漫画は映画と同名作品。
しかし、原作漫画と実写はかなり違い、漫画版では記憶喪失の男が記憶を取り戻す旅をするもの、実写版ではヤクザの抗争を描いています。
北野映画では常連の寺島進の映画デビュー作なので、寺島進ファンにもおすすめ作品です。
更に、この映画は色々と実験的な試みをしており、映画史に残る作品と言われていますので、見て損はないと思います。
HK 変態仮面
原作は、「究極!!変態仮面」で1992年から1993年まで週刊少年ジャンプで連載されていた作品。
違った意味で「実写不可能」だった作品が実写化されてしまいました。
普段はさえない男子だけど、女性のパンツを被ったら「変態的身体能力」が発揮されるという設定。
実写版では「脚本協力は小栗旬」、「主役は鈴木亮平」とキャストもハンパない強力な俳優の布陣となっています。
ウロボロス
ドラマ化される前から原作の漫画を読んでいたのですが、かなり面白く、ドラマ化されたのも納得でした。
読み出すと全巻揃えたくなる漫画です。
孤児であった小学生の龍崎イクオと段野竜哉はこの世で一番大切な人である柏葉結子を、何者かに殺害されてしまう。逃げていく犯人の後ろ姿を目撃した2人は警察へ証言しようとしたが、金時計を付けた警察関係者に脅され事件は迷宮入りとなった。15年後、イクオは事件を隠蔽した警察組織へ復讐するために警察官となり、竜哉は事件の実行犯を探るためにヤクザの松尾組の組員となり、結子の死の真相を追う。
まとめ
漫画と実写版では印象はまるで違うものも多くありますが、すごく良くできている実写版というものも存在しています。
どちらも違った楽しみ方ができると思いますので、原作を知っている人はもちろん、知らない人も原作と見比べながら楽しんでみてはどうでしょうか。
以上「【実写化した漫画一覧】ドラマ・映画化したおすすめの面白い漫画」でした。