体が疲れる原因
どうしても長い時間、座ってPCやゲームをしていると自然と猫背になったり、常に肩や首が痛くなってしまうことがあります。
同じ姿勢を続けることで、運動で使う筋肉の柔軟性が失われて筋肉が固くなってしまうことが原因として考えられます。
正しい肩こりの治し方
まず、五分で出来るストレッチを紹介します。
特に肩が凝る方におすすめの方法です。
ストレッチ
- まずは椅子に腰かけて、足を床に付けて背筋を伸ばします。その際に、背もたれにかけないで、少し浅めに座るのがコツです。
- この基本姿勢が出来たら、ゆっくりと両肩を前に十回、後ろに十回回します。
- 最後に、両手を伸ばすように上に上げて、心の中で十秒数えてから一気に力を抜きます。
これは肩凝りと背中の筋肉をほぐし、両腕の血行を良くします。
終わったら、お水(白湯が良い)をゆっくり飲んで水分補給を忘れないようにしましょう。
普段の生活の悪習癖を改善する
普段猫背になっていると肩や首が凝りやすくなってしまいます。
普段の生活での悪い癖をなくしましょう。
猫背は「木を見ながら歩く」と改善
基本的に視線が下を向きがちの人は、筋肉や骨格も下に向いたまま固定してしまい猫背となってしまいます。
昔の小学校では「矯正だ」と言って、猫背の児童を捕まえて授業で使う長い定規を服の中に入れる先生がいたそうですが、現在の教育の現場ではありえませんね。
何となく猫背気味かな…という方は、なるべく視線を上に向けて歩くように意識するといいと言われています。
街を歩く時は、「少し先の樹木や建物」を見るようにしましょう。
春は桜、夏は緑、秋は紅葉、冬はクリスマスイルミネーションなどを見つけながら歩いてみるといいでしょう。
視線を上に向ければ、軽い症状の方なら数か月で姿勢が変わる方もいますので是非お試しを。
ぎっくり腰の予防法
最も厄介なのが、ぎっくり腰です。
PCやゲームのしすぎで、筋肉のバランスが悪くなるとぎっくり腰が起こりやすくなります。
中腰でくしゃみをしただけでも「ぎっくり腰」となり一週間安静ということも意外と多いようです。
「中腰にならない」が一番の自己予防法です。
何でも荷物はきちんとしゃがんでから持つ、を習慣にするだけでぎっくり腰のリスクは大幅に減らす事が出来ます。
また、ぎっくり腰には体重を落とす事も大切なので、余分な脂肪を燃やす有酸素運動もとても効果があります。
「腹筋と背筋のバランス」と「インナーマッスル」を鍛える
最近インナーマッスルが注目されており、TVのCMなど、体を鍛えている方は耳にした事があると思います。
具体的には内臓に近い深層部にある小さな筋肉のことで、そこを鍛えることで内臓脂肪が減ると言われています。
腹筋や背筋を鍛える方法は知っていても、インナーマッスルを鍛える方法を知らない人は多いと思うので、いくつか鍛える方法を紹介します。
腹式呼吸
実は「腹式呼吸」で、簡単に鍛える事が出来ます。
要するに、日常生活で「腹式呼吸」を意識した運動や行動をすればいいのです。
腹式呼吸のコツは「肺からお腹まで、全部の息を吐き切ってから、お腹に息を溜める」です。
普段肺呼吸をしている人はコツを掴むまで難しいかもしれませんが、頑張って習得しましょう。
通勤、通学
忙しくてジムに通えない、筋トレする時間がない…と嘆いている方は、通勤や通学時に、階段を使うなど、工夫をして積極的に体を動かす方法があります。
最初はきついかもしれませんが、出来る範囲から徐々に始めればそれほど苦にならないはずです。
まとめ
最近は自転車で通勤するなど、「生活の中から運動を取り入れる」という方が増えているように思います。
中には会社帰りに一杯、ではなく一汗かいてから帰宅という方も珍しくありません。
意外と「時間が無い」と思い込んでいるだけで、見逃している時間があるかもしれません。