寂しい一人暮らしの味方といえば、やはりワンチャンや猫ちゃんといったペットですよね。
とはいえ、家族のいない一人暮らしにとって、お出かけ中のペットの様子は気になって仕方のないものです。
そんな時役にたつのがペット見守りカメラ。
今はお話機能やおやつ機能などいろいろな機能がついていて、その選択肢も多く、何を基準に選べばいいのかわかりにくいですよね。
そこで今回は、そんなペット見守りカメラの選び方を紹介していきます。
ペットカメラ購入前の注意点・確認事項
ペットカメラを買う上での注意点について、まず考えておきましょう。
あくまで急場の安心感
ペットカメラは、あくまで急場の安心感として使うものです。
いくら多機能なペットカメラがあるからといって、頻繁にペットを留守番させたり、長期にわたって留守番させるのは良くありません。
ペットカメラの購入が、ペットの置いてけぼりを助長するものとなってはいけないのです。
ですので、あくまで急場の留守番のための備えとして考えておきましょう。
最低限の機能
現在ペット見守りカメラには様々な機能がついているものがあります。
しかし、最も重要な機能はきちんとペットの様子を監視、見守りできることですので、基本的な機能がしっかりしているものがいいでしょう。
もちろん、どうしてもこの機能は欲しい、というのであれば問題ありませんが、いろいろな機能を欲張って、見守りの機能が劣っている物を買っては本末転倒。
自己満足よりペットの満足を考えるなら、基本的な機能が充実したものが良いでしょう。
購入前にアプリをチェック
せっかく購入したのに、動作に必要なアプリが使えないと意味がありません。
もちろん家電量販店などで買えば説明してくれるとは思いますが、まずはしっかり自分のスマホでアプリが動かせるかを確認しましょう。
この確認は、ある意味一番重要な確認といえるかもしれませんね。
ペット見守りカメラの選び方
ペット見守りカメラの様々な機能・選び方のコツを紹介していきます。
ココがポイント
撮影範囲の広いカメラ
撮影範囲の広いカメラ
最も重要なポイントで、これが満たされていないとアウトとも言えるポイントが撮影範囲の広さ。
そもそも見守るものはペット、止まっているものを監視するカメラではないのですから、ペットがどこにどのように動いてもしっかりと撮影範囲内に抑えられるカメラでないと設置する意味がありません。
特にやや広めのワンルー以上のお宅であれば、かなり広く撮影できないとカバーできません。
こんな時は、首振り機能だけではなく、広角レンズのついた見守りカメラを設置すると、かなりの高範囲をカバーできることになります。
とはいえ、撮影したい範囲は家ごとに異なります。
購入前に、しっかりとどの位置にカメラを設置して、どの範囲をカバーすればどこにいてもしっかりと姿をとらえることができるのか確認しておきましょう。
特に、画角に関しては思いがけない死角ができる事がありますので、左右だけでなく上下にも首をフル機能があるものは、おすすめです。
ココがポイント
暗視機能
暗視機能
次に重要なのが暗視機能付きのカメラであるということ。
太陽が昇っている時間帯しか見守り機能が使えないというのでは夜間に外出することができませんし、とはいえ家の電気をつけっぱなしにするというのも考え物です。
なので、こういった場合に対処するために暗視機能(赤外線LED)のついたものを選ぶと良いでしょう。
実際、昼間にしか出かけないという自信がある人でも、一番ペット見守りカメラが活躍するのは、思いがけないイレギュラーな外出時。
残業や飲み会で遅くなってしまうようなとき、思いがけず泊りがけになってしまう時などは、この暗視機能がついていないと、ただ暗い画面を見ることになってしまいます。
なお、現在の暗視機能付きカメラはかなり性能が良いので、暗闇の中でもしっかりとペットの確認をとることができます。
ココがポイント
充電式や無線LANなどワイヤレスを選ぶ
充電式や無線LANなどワイヤレスを選ぶ
どんなに撮影範囲が広くても、また暗視機能がついていたとしても、家の中にはモノがいっぱいありますよね。
特にペットの中には、家にだれもいない時に限ってとんでもない隙間に隠れてしまうという場合もあります。
そうなると、留守中カメラに全くペットが映らなくなりよけいに不安になってしまうこともしばしば。
そういうとき、ワイヤレスのカメラを数台購入しておけば、それぞれの死角もしっかりカバーできます。
また、カメラからワイヤーが出ているような場合、ペットがそれで遊んでしまうこともありますし、やはりワイヤレスの物を選ぶべきでしょう。
実際、死角に入ってカメラに映らない時は、むしろ見守りカメラがない方が安心できたのでは?と思いたくなるほど不安な気持ちになるものです。
ワイヤレスカメラで、死角をしっかりつぶしましょう。
ココがポイント
温度監視センサー
温度監視センサー
色々なセンサーがついている機種がありますが、最も重視したいのがこの温度監視センサー。
とくに、夏や冬といった気候変化が厳しいシーズンになると、思いがけない留守の時などは室内温度がかなり過酷な状況になる時があります。
中でも最近の夏(この頃は秋も)の暑さは尋常ではないですし、猫も犬も暑さに弱い種類が多いことから、熱中症などには大きな注意を払っておく方がいいでしょう。
また、湿度センサーもついていれば、さらに快適な状況なのかを確認できますよ。
ココがポイント
できれば200万画素
できれば200万画素
今のところ100万画素の物も多く売られているのですが、できれば200万画素以上は欲しいですね。
個人的な感覚で何とも言えないところですが、200万画素のものであっても、ペットの表情は曖昧にしか見えませんし、お世辞にも画像がきれいとは言えません。
もちろん画像の良し悪しは通信環境にもよりますが、できるだけ画素数のいいものを選んだ方がストレスフリーであることは言うまでもありません。
おもちゃ機能
おもちゃ機能
いま見守りカメラには、こういったおもちゃ機能がついているものが結構あります。
カメラそのものに猫じゃらしのようなものがついていたり、付属の子機のようなものがあって、それが遠隔で遊んでくれるといったような機能です。
もちろん欲しいのであればこの機能がついていても構いませんが、賢いペットほどすぐ飽きてしまうかもしれません。
おやつ機能
おやつ機能
おやつに関しては、カメラにつけなくても、別で「自動給餌器(Amazon販売ページ)」を購入するのも良いでしょう。
自動給餌器に関して言えば、値段的にもかなりお安いものが販売されていますので、わざわざカメラについていなくてもいいですし、むしろカメラにペットがじゃれつきすぎれば思わぬ故障が起こるかもしれません。
マイクやスピーカー
マイクやスピーカー
いわゆる声かけ機能などです。
機械やネットワークなど理解するはずもないペットにとって、姿はないのに声だけ聞こえるという状況は決して安心な状況ではなく不安な状況ともなり得ます。
もちろん喜んでくれるペットも多いと思いますが、ペットによって驚いてしまう場合もあるということを心に留めておきましょう。
音、人感、動作関知などのセンサー
音、人感、動作関知などのセンサー
あって困るものではないですし、心配ならあっても良いでしょう。
ペットの見守りと同時に家の防犯セキュリティー対策をしたい人はこの機能が付いているものを選びましょう。
しかし、ただペットの様子を確認できれば良いという人にとっては、あまり必要ではない機能と言えます。
まとめ すべてはペット目線で
最近ではペット見守りカメラには様々な機能がついていて、あれこれと欲張ってしまいたくなりますよね。
しかし、ペット見守りカメラを買う理由は、飼い主さんの安心の為でもありますが何よりもペットの安全の為でないといけません。
ですので、まずはペットが快適で安全にお留守番ができるような位、その状況を確認していられるような機能がついているものを重視して選ぶのが基本となります。
次に考えるのが飼い主さんの安心を担保する機能。
そして、金銭的な余裕や飼い主さんの満足を考えて、そのほかの遊びの機能や餌やりの機能、もしくは見た目などを考慮して購入すれば良いと思います。
ただ、声かけ機能については、ペットが喜んでくれる場合もあれば、怖がってしまう場合もありますので、ペットの反応を見て使うか使わないかを決めるようにしましょう。
以上「ペットの見守りカメラ選びで気をつけるポイント!商品選びのコツ」でした。