スマホが欲しい!
と思っても中学生のあなたには、親のOKという名の果てしなく高いハードルがその前に待ち受けていますよね。
そして、そのハードルは高いだけではなくかなり怖い。
そこで今回は、なんとかそのハードルを飛び越えるのではなく、潜り抜けてでもクリアするための方法を考えていこうと思います。
スマホを買ってもらう方法
親が買わない理由を考える
まず、どうして親がスマホを買ってくれないのか、理由を考えましょう。
そして、親が買ってくれない理由を思いつく限り紙に書き出し、理由1つ1つに対して解決策を考えていきましょう。
親はスマホが怖くて仕方がない
スマホが自分の子供に悪い影響を与えないか心配なのです。
なぜかと言えば、スマホはインターネットにつながるからです。
そして、今の時代インターネットを使った犯罪というのは本当に多くて、それこそインターネット上に存在しない犯罪なんかない。といっても良いくらいです。
自分の子供をそんな犯罪がたくさん存在するような場所に行かせたくない。
もし、中学生のあなたを親が大切に思っているならば、そう思っても無理もない事なのです。
悪いことをしない子だと思ってもらう
危ないネットの世界につながるスマホを、もし悪い子が使ったらどうでしょう。
それこそ、ちょっとしたいたずらどころではなく、たとえ中学生であってもテレビに出るような犯罪の加害者にも被害者にもなってしまう恐れがあるのです。
ですから親は、自分の子供がちょっとでもいい子でない部分があると思えば、スマホを買ってあげるのは躊躇します。
いい子にしていればスマホを買ってあげる、というよりも、悪い子にはとてもスマホを使わせることができない、という気持ちの方が強いのです。
ですので、スマホを買ってもらうには、しっかりと自分が悪い子ではないと主張するべきなのです。
スマホの必要性・安全性を伝える
どんなにいい子であっても、必要もないのに危ない橋を子供にわたらせたいとは思いません。
そこで重要なのは、スマホが必要、安全だと思わせることです。
では、これから順に「悪いことをしないと思ってもらう方法」と「スマホの必要性・安全性を伝える方法」を紹介していきます。
悪いことをしないと思ってもらう為の方法、説得方法
約束を守れると主張する
スマホを買ってあげたくない悪い子の一番手は「約束を守れない子」です。
- こういうサイトにアクセスしてはいけませんよ
- 何時以降は使ってはいけませんよ
- 何時間以上は使ってはいけませんよ
- スマホでこういうことをしてはいけませんよ
こういった約束をしっかり守れないようでは、親としてはとてもスマホを買ってあげられません。
ですから、スマホを買ってもらうには、普段からどんな些細なものであってもしっかりと親との約束を守っていなくてはいけません。
もし親に「この子は約束が守れない子だ」と思われれば、もうそれはアウトです。
説得方法
約束を守る人間であることを証明するには、普段から約束を守り続けることは大事です。
しかし、それだけでは不十分。
スマホを買ってもらえるくらいに約束を守れる人間であると証明するためには、できれば、自分から約束事を提案してみるのもいいでしょう。
- パスワードをかけない
- 夜中に使わない
- 人にかさない
などといった約束を自分で決めるのです。
そして、それを親に見せて、一緒にさらなる約束をつっていくと良いでしょう。
そうすれば、親はあなたが約束守ろうとしている、と思うことでしょう。
自己管理ができると主張する
スマホを使ううえで、親が子供に求めることは自己管理。
いくらたくさん約束事をしたとしても、スマホを使ってよくないことをしようと思えばできてしまうかも、と親は思っています。
ですので、親は「たとえ親の目が届かなくても、自分で悪いことはしない」という自己管理能力を期待しています。
たとえば、
- 宿題をきちんとする
- きめられた時間にきちんと帰ってくる
- 朝きちんと自分で起きることができる
- テスト前にきちんと勉強ができる
などがこれです。
他人にいろいろ言われなくても自分で自分のことをしっかりとできる。
これこそ、スマホを持たせたいと思えるいい子の特徴です。
説得方法
できない場合の罰を自分で決める。
出来上がった約束をきちんと守る、つまり自己管理をするという意思表示は、自ら罰を決めるのが良いでしょう。
たとえば、約束を破ってしまった場合、
- スマホを何か月か親に預ける
- 親にスマホを返してスマホを二度と欲しがらない
- お小遣いを返上する
- 勉強の量を極端に増やす
- 遊ぶ時間をグンと減らす
など、といった罰を自分に設定するのです。
それは、決して簡単な罰であってはいけません。
それだけは絶対に嫌だと思えるような罰を自らに貸すと宣言しましょう。
そうすれば、いやでも自己管理をするだろうと、親は思ってくれるかもしれません。
悪いことに興味を持っていないと主張する
これこそスマホを持たせたくない子供の特徴、それが「悪いことに興味がある」です。
もちろん、実際の犯罪行為に興味があるというのだけではなく、例えば
- 派手な服を好んでいる
- ちょっと不良っぽいことにあこがれている
など。
そういうのは親にとってはとっても怖いことです。
とはいえ、中学生でこういうことに興味がないのもおかしな話です。
ですので、大切なことは、あくまでも普通のレベルで興味があるだけで、他の子と比べて極端にそういうことに興味を持っているわけではない、という態度です。
説得方法
暴力や卑猥な本、ゲームをしまう。
いくら親があなたを信じていても、本棚に暴力的な本があれば、疑いの芽は出ます。
もしくは少しエッチな表現のあるゲームをあなたがしていたとしたら、きっと親は同じように疑いを抱いてしまうでしょう。
それこそ、こういうモノが犯罪につながるわけではないのは間違いのないことですし、親もこれを持っているからといって子供が犯罪するとは思わないでしょう。
しかし、疑いの芽は出るかもしれません。
なにも捨ててしまうことはなくても、なるべくその本を読まなかったり、そのゲームで遊ばないようにするなどの工夫をする必要はあるでしょう。
スマホが安全で必要なものだと説得する
スマホを持たせてはいけないような悪い子ではないと主張できたら、次はスマホの必要性を伝えましょう。
学校行事や部活に必要
学校行事の連絡や部活の連絡にスマホが必要であると主張してみましょう。
こういう学校がらみのことは、何よりも一番親にとっては弱点ですので、できるだけ学校に関係することでスマホが必要だと主張してみましょう。
友人関係に必要
学校行事ほどでもありませんが、友人関係に必要なことも主張しましょう。
たとえば、友人同士のコミュニケーションのほとんどがLineで行われていると主張することで、このままでは仲間外れになると主張してみましょう。
そのとき、中学生のスマホの所持率が70%を超えているということを親に話してみるのも良いかもしれません。
スマホは安全だと主張する
いくら信頼に値する子供でもスマホを持つ必要があっても、やはり危ないものは持たせたくないのが親の気持ち。
そこで、最後はスマホはそこまで危険じゃないことを主張してみましょう。
フィルタリング機能について説明する
子供に危ないサイトへの接続をできなくさせるフィルタリング機能。
きっと親にとっては、大した実用性のない形ばかりの機能だと思っている人も多いはずですが、今はそうではないということをしっかり説明してみましょう。
というのも、今のフィルタリング機能はかなり強化されているからです。
それぞれの携帯会社などにパンフレットもありますから、家に持ち帰って読んでもらうと良いでしょう。
子供向けスマホだって存在する
いまや、子供向けにのみ開発されたスマホも存在します。
それはTONEモバイルやLINEモバイルといったものですが、これは子供が使うために開発された安全機能がたくさんあるスマホです。
そんなスマホが存在していることを、しっかりと親に知ってもらうことも重要です。
まとめ 自分もしっかり心に留めておく
説得するために大事なことは以上です。
きっとこれくらいのことをしっかりと説明すれば、スマホを買ってもらえる可能性はぐんと上がることでしょう。
しかし、親御さんが思っている通り、スマホがインターネットにつなぐことができる機械であって、その先には危ない世界が存在するというのは、間違いのないことです。
ですので、親を説得するためだけではなく、あなた自身も中学生がスマホを持つことの危険性や、やってはいけないこと、いわゆるネットリテラシーをしっかりと認識しておくことだって大切です。
スマホはとても便利な機械です、と同時に、これからの時代には欠かせない機械でもあります。
あなたがそれを持ちたがるのも無理はないですし、持っておくことで広がる世界もありますから、僕は持っておいた方が良いと思えるのです。
しかし、あなたを想ってくれる大切な親御さんに心配をかけないように、自分からもしっかりとスマホを安全に使えるようにしなければいけません。
それでこそ、スマホを買ってもらえる子供だといえるのですから。
以上「中学生でスマホが欲しいなら!親にスマホを買ってもらう為の説得方法」でした。