人とのコミュニケーションを取ることに対してコンプレックスや苦手意識を持っている人は、「会話の出だし」「会話の続け方」が不安なのだと思います。
そこで、今回はその不安を解消し、会話やコミュニケーションの苦手意識を無くす方法を紹介しようと思います。
会話をするコツ
コミュニケーション能力に長けている人を見ると、きっと頭の回転が速く、相手の欲している内容を上手に提供できているのだろう、と考えてしまうと思います。
しかし、実は「相手の反応をあまり気にしない」ことこそが上手に会話をするコツなのです。
相手の心理を的確に察知し、相手が興味を持ってくれるようなネタを豊富に持っていることは武器にはなりますが、それだけでは不十分なのです。
話の出だし
話のネタは努力することでいくらでも準備することが出来ますが、いつ・どのような話を振れば良いのか、という判断は訓練だけでは中々身に付けられない能力です。
しかし、世の中の「話し上手」が全員そういった能力に長けているとは限りません。
中にはそういった能力が劣っている人でも、話し上手な人がいるのです。
この話をしたら相手は不快に感じるのではないか、楽しめないのではないか、といった不安は誰しもが感じるものですが、だからと言ってそこでしりごみしてしまっては貴重なチャンスを逃してしまうことも増えます。
つまり、タイミングを気にせず思いついたときに話せば良いのです。
なんの脈絡もない話だとしても、思いついたら話してみましょう。
具体的な話の出だしを考える方法
- はい、いいえで答えられる質問、同意を求める出だしはダメ(今日はいい天気ですね)
- 決まった答えでなく、自由に答えられる質問をする
- 本題から少し離れた出だし(本題から少し離れた出だしにすることで自然と会話が長くなる)
このポイントに注意して、事前に具体的な出だしの会話を幾つか用意しておくのも良いでしょう。
例として、最近話題のPPAPの話をしようと思った場合、どのように会話をはじめるのか考えてみて下さい。
「PPAPおもしろいですよね」といった、同意を求める出だしをしてしまうと、最悪の場合「そうですね」で終了です。
この場合は「好きなテレビ番組はありますか?」「休みの日は何をしてますか?」といった出だしが良いでしょう。
PPAPの話題にたどり着かなければそれでも良いのです。
この、本題から少し離れた出だしにするテクニックは、自分の好きな事からどれだけでもネタを広げる事ができるのでおすすめです。
その会話の中から相手の趣味趣向などを察知し、後はそちらのテーマに移行してしまえばいいだけです。
会話の続け方
どれだけ話し下手な人であっても、気さくに会話が出来る相手の一人や二人はいるでしょうから、その時どのような心境で会話をしているのか、考えてみると良いでしょう。
会話にストレスを感じない相手に対してでも「これは話さない方が良いかもしれない」「これを言ったら不快にさせてしまうかもしれない」という意識は働くでしょう。
どの程度まで話しているのか、むしろ、そんな面倒なことを考えていないのか、まずはそこを知って下さい。
つまり、上手に会話ができるということは、いかにその状態を再現できるかということなのです。
一定の配慮を持って会話をする必要はありますが、必要以上に相手のことを考えない状態こそが重要だということを覚えておきましょう。
相手の好きな話題に持って行く
人間は基本的に「自分が好きなこと」には饒舌になる傾向が強いので、相手の好きなことや興味のあることに話題を振ることが出来れば、後は相手が勝手に会話を広げてくれます。
その際、相槌を打つということをこれでもかというくらいに意識しておくと、相手が気持ちよく会話をしてくれます。
難しい言葉で相槌を打つ必要は全くなく、単に「へー」「すごい」「そうなんだ」「それで・それから」と言った程度で十分です。
会話が上手な人は相槌を何よりも大切にします。
それが相手との会話を円滑にすることを理解しているからこその行動と言えますが、要するに「聞き上手」になることが出来れば会話に対する不安やコンプレックスは払しょくできます。
今回は会話術について紹介しましたが、人見知りそのものを克服したい・自分の声や滑舌にコンプレックスがある、という人はこちらの記事「【人見知り克服】極度の人見知りも治す5ステップ克服方法!」を参考にしてみて下さい。
まとめ
話すことが苦手な人は、まずは気楽に話せる相手と話すところから始めてみてください。
そこで、どのように会話をしているのかを考えてみましょう。
そうすることで、楽に会話をするにはどうすればよいのかがわかってくるはずです。
以上「【人見知り】話題が尽きない会話術・ネタ!会話が苦手な人でも困らない」でした。